第34巻
ヴォーヌ・ロマネ・プルミエ・クリュ・クロ・デ・レア 2009

美しきブルゴーニュの秘密
バラの庭園で輪舞曲に合わせて踊る情景のよう
- 国
- フランス
- 地域
- ブルゴーニュ
- 葡萄
- ピノ・ノワール100%
- 年代
- 2009年
- 生産者
- ミッシェル・グロ
- 登場シーン
- 遠峰仄香がローランに飲ませたワイン。バラの咲き誇る小さな教会の中庭。香辛料を利かせた肉を焼く傍らで、ヴァイオリンやチェロが奏でる輪舞曲に合わせて老若男女が幸福そうに踊っているようなワイン。
総合 67 / 100
テイスティングノート
ミッシェル・グロのヴォーヌ・ロマネ・プルミエ・クリュ・クロ・デ・レア2009はさ、ブルゴーニュのピノ・ノワール100%から生まれる贅沢な一本なんだよ。このワインは、畑の個性をそのままボトルに閉じ込めたような、洗練された味わいを持っているんだ。特にこの2009年は、気候条件も良くて、果実の豊かな風味と複雑で奥行きのある味わいが際立っているんだよね。
第34巻で遠峰仄香がローランにこのワインを勧めたシーンがあるんだけど、まるでバラの咲き誇る小さな教会の中庭で、香辛料を利かせた肉を焼く傍らで、ヴァイオリンやチェロが奏でる輪舞曲に合わせて人々が踊っているような情景を思わせるんだ。そんなシーンとこのワインの優雅な風味がピッタリ合っていて、本当に魅力的なんだよ。
グラスに注ぐと、ルビー色が美しく輝いて、少しレンガ色がかっているのが印象的。香りは、熟したイチゴとラズベリー、それにスミレのような甘美なフローラルノートが感じられる。さらに、ほのかに紅茶やドライハーブの香りも漂ってくるんだ。飲んでみると、アタックは滑らかで、果実のふくよかな甘みが口いっぱいに広がる。酸は生き生きとしていて、タンニンはシルキーで舌に心地よく溶け込んでいく。
余韻もやや長くて、複雑な味わいが続く。エレガントで繊細な印象を持ちながらも、しっかりとした芯があるから、特別な日のディナーや落ち着いた夜にぴったりだよ。少し冷やして、デカントせずに楽しむといいかもね。