第34巻

グラン・エシェゾー 2007

グラン・エシェゾー 2007

幽玄の希望を瓶詰めしたワイン

輪廻転生のように、命の果てを映す一杯。

国
フランス
地域
ブルゴーニュ
葡萄
ピノ・ノワール100%
年代
2007年
生産者
ロベール・シュルグ(シリュグ)
登場シーン
一青が選んだ第十の使徒候補。幽玄こそが生命の源であり、命の帰り着く現世の果てなのだ。このワイン、ロベール・シュルグの「グラン・エシェゾー」07年は、生けるものの最後の希望「輪廻転生」である。
酸味タンニンボディ果実味余韻複雑さ68/ 100

総合 68 / 100

テイスティングノート

ロベール・シュルグ(シリュグ)の「グラン・エシェゾー」2007年は、ブルゴーニュ地方で造られたピノ・ノワール100%の赤ワインなんだ。グラン・エシェゾーは、ブルゴーニュの中でも特に名高い畑で、複雑で繊細なワインを生み出すことで知られている。シュルグの手によるこのヴィンテージは、その名に恥じない豊かな味わいが魅力なんだよ。

『神の雫』の第34巻で、一青が第十の使徒候補として選んだのがこのワインなんだ。「幽玄こそが生命の源であり、命の帰り着く現世の果て」、つまり輪廻転生を感じさせるような深い味わいが評価されたんだね。生けるものの最後の希望として、一青がこのワインを選んだ理由がわかる気がする。

見た目はややレンガ色がかったガーネットで、グラスを傾けるとその粘性がしっかりと感じられる。香りは、熟成によって生まれた紅茶とスーボワのニュアンスが印象的で、ラズベリーやスミレの香りが控えめに広がる。口に含むと、果実の豊かな甘味とともに、なめらかな酸味が広がり、タンニンはヴィロードのようにシルキー。余韻は長く、エレガントで複雑な味わいが続くんだ。

このワインを楽しむなら、16℃くらいで、デカンタージュはせずに中庸のグラスでゆっくり味わうのがいいよ。