第32巻
マルサネ・レ・ロンジュロワ 2009

優雅な舞を描くピノ・ノワール
彼女の優雅な舞は、観客をたちまち魅了する。
- 国
- フランス
- 地域
- ブルゴーニュ
- 葡萄
- ピノ・ノワール100%
- 年代
- 2009年
- 生産者
- ドメーヌ・コワイヨ
- 登場シーン
- 一青がビジネスクラス用にセレクトし、自ら飛行機で飲んだワイン。バレリーナのように優雅なピノ・ノワール。乾坤一擲、舞台へ踊り出した彼女は、優雅な微笑みと伝統的だがどこかアバンギャルドな技で、たちまち観客を魅了してしまう。
総合 68 / 100
テイスティングノート
ドメーヌ・コワイヨは、ブルゴーニュ地方で丁寧に造り上げられるマルサネの名手。特にこの「レ・ロンジュロワ」は、ピノ・ノワール100%で、2009年のヴィンテージはその優美さを引き出しています。マルサネは、ブルゴーニュの最北端に位置し、冷涼な気候がピノ・ノワールに繊細な酸をもたらしつつ、しっかりとした構造を作り上げるんだよね。
『神の雫』第32巻で、一青がビジネスクラス用にセレクトしたワインとして登場しました。彼は飛行機の中でこのワインを飲み、その優雅さに驚かされました。まるで舞台で踊るバレリーナのように、観客を魅了するピノ・ノワールの姿を思わせる、優雅でありながらも力強さを秘めた一本なんだ。
色はルビー色からガーネットに移行しつつあり、縁にはオレンジがかったトーンが見られる。香りは開いていて、チェリーやラズベリーの華やかな果実味に、紅茶や乾燥したハーブのニュアンスが重なってくる。香りだけで深い余韻を予感させるんだ。
口に含むと、しっかりとした酸が全体を引き締めつつ、シルキーなタンニンが滑らかに広がる。果実のふくよかさと、熟成による複雑さが見事に調和し、余韻は長く、エレガントでありながらも力強さを感じさせる。デカントせず、14〜16℃で、そのまま楽しむと最高だよ。