第32巻
ジュヴレ・シャンベルタン・プルミエ・クリュ 2004

切なさと官能が交錯する味わい
甘い過去の記憶に触れるようなワイン。
- 国
- フランス
- 地域
- ブルゴーニュ
- 葡萄
- ピノ・ノワール100%
- 年代
- 2004年
- 生産者
- ドゥニ・モルテ
- 登場シーン
- 藤枝が雫に飲ませたワイン。ドヴォルザーグの「スラブ舞曲」。ピアノと二重のチェロ、そしてヴィオラで名曲を奏でたイメージ。感じ方によっては明るく華やかで力強いようにも思えるのに、その本質はとても切なく官能的で悩ましい。そしてどこかもう取り戻せない甘い過去のような懐かしさがあるワイン。
総合 67 / 100
テイスティングノート
ジュヴレ・シャンベルタン・プルミエ・クリュ、これさ、ドゥニ・モルテが手掛けるピノ・ノワール100%のワインなんだよ。ブルゴーニュの中でも、特に力強くて複雑な味わいを持つことで知られている。2004年のヴィンテージは、熟成を経てそのポテンシャルを最大限に発揮するんだ。
このワインが『神の雫』第32巻で登場したとき、藤枝は雫にこのワインを飲ませてた。背景にはドヴォルザーグの「スラブ舞曲」が流れていて、ピアノと二重のチェロ、ヴィオラが奏でるその音楽がピッタリなイメージ。その味わいは、明るく華やかで力強いのに、どこか切なくて官能的。まるで失われた甘い過去を思い出させるような懐かしさがあるんだ。
色合いは深いルビー色で、縁には少しレンガ色が見える。香りは開いていて、熟したラズベリーとスミレの花、さらに紅茶や森の下草のニュアンスが感じられる。口に含むと、まずソフトな果実味が広がり、その後に生き生きとした酸が続く。タンニンはシルキーで非常に滑らかなんだ。
全体のバランスが素晴らしく、余韻は長く続く。エレガントで複雑な印象を残し、時間とともにさらに味わいが深まるよ。これ、ゆっくりと時間をかけて楽しむのが一番だと思うよ。