第35巻
ゲヴェルツトラミネール・グリンツベルグ・400・ミレジム 2010

梨花の美しさを湛えた一杯
悲しみにも美しさが宿る、一杯のワインに。
- 国
- フランス
- 地域
- アルザス
- 葡萄
- 情報なし
- 年代
- 2010年
- 生産者
- ローラン・シュミット
- 登場シーン
- 鈴香が出してきたワイン。ローラン・シュミットの400回目の収穫を記念した特別なキュヴェ。楊貴妃の美しさを歌った白居易の長恨歌。「梨花一枝春雨を帯ぶ」。悲しみに暮れる楊貴妃の美しさを春雨に濡れる梨の花になぞらえたようなワイン。
総合 65 / 100
テイスティングノート
ローラン・シュミットが造るこの「グリンツベルグ・400・ミレジム」は、アルザス地方が誇る特別な一本なんだよ。2010年のヴィンテージで、彼の400回目の収穫を記念したもので、特別な思いが詰まっている。この一杯を開けると、彼の長い歴史と情熱が感じられるんだ。
このワインは『神の雫』第35巻で登場したんだよね。鈴香が出してきたこの特別なキュヴェは、楊貴妃の美しさを歌った白居易の「梨花一枝春雨を帯ぶ」に例えられていた。悲しみの中にも美しさがある、そんなニュアンスがこのワインにぴったりなんだ。
色は黄金色に輝いていて、グラスを傾けるとその粘性がわかる。香りは開いていて、ライチやバラの花がふんわりと漂ってくるんだ。口に含むと、豊かな果実味が広がり、酸味はシャープさがありながらも優雅さを感じさせる。余韻は長く、飲んだ後もその美しさを楽しめる。
このワインは、芳醇で複雑な味わいを持ちながらも、エレガントな仕上がり。特別な日のディナーにぴったりで、しっかりと冷やしておくと、その魅力がさらに引き立つよ。