第33巻
エシェゾー V.V. 2009

時の流れを描いた一杯
80年の時を描く、色彩豊かなワイン。
- 国
- フランス
- 地域
- ブルゴーニュ
- 葡萄
- ピノ・ノワール100%
- 年代
- 2009年
- 生産者
- モンジャール・ミュニュレ
- 登場シーン
- クレールがブラインドで雫に飲ませたワイン。80年にも及ぶ悠久の時を過ごしてきた葡萄が生んだワイン。エシェゾーを飲んで感じた24色の絵の具で描いた光景。その光景を鮮やかな36色の絵の具で描き表したようなワイン。
総合 68 / 100
テイスティングノート
モンジャール・ミュニュレのエシェゾー V.V.、これさ、ブルゴーニュの魅力をたっぷりと味わえる一本なんだよ。ピノ・ノワール100%で、2009年というヴィンテージも相まって、まさに時の流れを感じさせる熟成感がある。エシェゾーという畑は、特級畑として名高い場所で、このワインがその真髄を伝えてくれる。
『神の雫』第33巻で、クレールが雫にブラインドで飲ませたシーンがあるんだけど、その時の描写が本当に印象的だったんだ。80年もの長い時を経た葡萄が生んだこのワイン、まるで24色の絵の具で描かれた風景を更に36色で表現したような多彩さなんだよ。
グラスに注ぐと、ガーネットのような深い色合いで、縁には軽くレンガ色が見える。香りは豊かで、熟成したピノ・ノワール特有のスミレと紅茶、そしてキノコのような香りが漂うのがたまらない。口に含むと、アタックはまろやかで、酸味が生き生きとしていて、タンニンはヴィロードのように滑らかなんだ。果実の甘さは控えめだけど、時間をかけて楽しむことで、複雑な層が開いてくる。
余韻も長く、エレガントで、ブルゴーニュのピノ・ノワールの魅力を存分に堪能できる。グラスは中庸で、16度くらいがちょうどいい温度かな。この一本、開けてみて、ゆっくりと味わって欲しいね。