第22巻
ドミナス 1994

新世界の風を感じて
まるで大鷹のような気高さを持つワイン。
- 国
- アメリカ
- 地域
- カリフォルニア
- 葡萄
- 情報なし
- 年代
- 1994年
- 生産者
- ドミナス・エステート
- 登場シーン
- 本間が新世界ワインの特徴として飲ませたワイン。巨大な西洋杉のアロマ。でもそれを飛び越えて高く昇るような気高さ。確かに大鷹だ。しかしこれは写実絵画だ。飲み頃でなくても美味しく飲めるワイン。
総合 73 / 100
テイスティングノート
ドミナス・エステートの1994年ヴィンテージは、カリフォルニアのナパ・ヴァレーから生まれた赤ワインなんだ。ドミナスは、フランスの影響を受けたアメリカのワインで、カベルネ・ソーヴィニヨンを中心に、ボルドーの伝統とアメリカの革新が融合しているワインなんだよ。特にこの1994年は、ナパの豊かな土壌と気候がしっかり表現されていて、ボルドースタイルを感じることができる。
このワインが登場したのは、第22巻で、本間が新世界のワインの特徴として紹介していたんだ。大きな西洋杉のアロマが感じられるって。でも、その向こうには気高さがあって、例えるなら大鷹が空高く舞い上がるような感じ。写実的な絵画のようで、まだ飲み頃ではないかもしれないけど、それでも美味しく飲めるワインだと語られていた。
グラスに注ぐと、成熟したガーネットの色合いが目を引く。香りは開いていて、ブラックベリーやカシスの熟した果実に加え、スギの香りが鼻をくすぐるんだ。樽熟成からくるほのかなヴァニラのニュアンスも感じられて、奥深さを増している。口に含むと、まろやかな果実味が広がる一方で、力強いタンニンがしっかりと骨格を支えているのがわかるよ。そして、長い余韻が続く。
酸味はなめらかで、豊かな味わいがバランスを保っている。この年のナパ・ヴァレーの気候が、しっかりとワインに反映されていて、まさに新世界の赤ワインの魅力を体現しているんだ。提供するなら、少し冷やして18℃くらいにすると良いかもね。