第2巻

シャトー・ディケム 1990

シャトー・ディケム 1990

黄金の液体、至高の甘露

ひと口で感じる時の無上の静寂。

国
フランス
地域
ボルドー
葡萄
セミヨン、ソーヴィニヨン・ブラン
年代
1990年
生産者
シャトー・ディケム
登場シーン
美島とアンヌの食事のデザートワイン
酸味タンニンボディ果実味余韻複雑さ70/ 100

総合 70 / 100

テイスティングノート

シャトー・ディケム、これさ、ボルドーのソーテルヌからの逸品なんだよ。セミヨンとソーヴィニヨン・ブランが使われていて、貴腐ワインの中でも特に有名なんだ。この1990年のヴィンテージは、瓶内でしっかりと36年熟成されていて、今開けるタイミングとしては最高なんだ。

このワインは『神の雫』第2巻でも出てきたんだけど、美島とアンヌがデザートワインとして楽しんでたよね。あのシーンで、グラスに注がれた瞬間に広がる香りや、飲んだときのあの甘美な感覚がよく伝わってきたんだ。彼らがこのワインを選んだ理由も納得だよ。

見た目は、まさに琥珀色で、グラスに注ぐとトロリとした粘性がしっかりあるんだ。香りをかぐと、アカシアのはちみつや熟したパイナップル、それにサフランのようなスパイスもほんのりと感じられる。口に含むと、豊かな甘みがすぐに広がって、その後にくる酸味がしっかりと全体を引き締めてくれるんだ。このバランスが絶妙で、実に複雑な味わい。

余韻は長くて、まるで時間が止まったような感覚になるんだよ。でも、不思議と重たくなくて、爽やかな印象がずっと残るのが不思議なんだ。これ、少し冷やして、グラスも少し大きめのもので楽しむといい感じだよ。