第1巻

リシュブール 1959

リシュブール 1959

唯一無二の深遠なる赤

まるで豊かさと哀愁を秘めた人生の縮図のよう。

国
フランス
地域
ブルゴーニュ
葡萄
ピノ・ノワール100%
年代
1959年
生産者
アンリ・ジャイエ
登場シーン
神咲豊多香が亡くなる前に飲んでいたワイン
酸味タンニンボディ果実味余韻複雑さ83/ 100

総合 83 / 100

テイスティングノート

アンリ・ジャイエのリシュブールは、ブルゴーニュのピノ・ノワールの中でも特別な一本なんだよね。ジャイエが自ら手掛けたこのワインは、彼の情熱と技術の結晶ともいえるんだ。しかも1959年のヴィンテージって、もうたまらないよね。開けるだけで何か特別なことが起きそうな、そんな期待を抱かせる一本だよ。

このワイン、第1巻に登場するんだ。神咲豊多香が亡くなる前に飲んでいたという場面が印象的だよね。彼が愛したワインを通して、人生の美しさやはかなさを感じさせられるんだ。彼が最後に手にしたワインがこのリシュブールというのも、何か運命的なものを感じるよね。

これを見てよ。グラスに注ぐと、レンガ色の縁取りが見えて、もう長い時間を経てきたんだなって感じさせる色合いなんだ。香りは深くて複雑、ドライフルーツや紅茶、スーボワのニュアンスが漂ってくる。口に含むと、力強いけど溶け込んだタンニンがしっかりと感じられて、まるで絹のように滑らかなんだ。酸は溌剌としていて、全体のバランスを保っている。

余韻は長くてスパイシーな香りが続くんだよ。このワインを楽しむには、少し大きめのグラスでゆっくりと味わうのがいいよ。デカンタージュは必要ないから、開けたそのままの姿を楽しんでね。エレガントで複雑性があって、飲むたびに新しい発見がある、そんな一本だよ。