Volume 28

第28巻

登場順·19本公開中 19本

  1. 1ペスケラ・ティント・クリアンサ 2001公開中ペスケラ・ティント・クリアンサ 2001アレハンドロ・フェルナンデス恋人のまどかに結婚を申し込めない、エースストライカー本城翔のために雫が用意したワイン。未熟な果実の香りがするのにジューシーで、飲むと実はしっかりしているワイン。スペインの情熱が詰まった一本アレハンドロ・フェルナンデスが手掛けるペスケラ・ティント・クリアンサは、スペインの赤ワインの中でも特に注目されている一本なんだよ。2001年ヴィンテージっていうのがまた面白い。リオハのテンプラニーリョを使っていて、スペインの太陽をいっぱいに浴びた葡萄を想像してみて。豊かな果実味としっかりしたボディが特徴なんだ。 これ、実は『神の雫』第28巻で登場するんだ。エースストライカー本城翔が恋人のまどかに結婚を申し込めずにいるとき、雫が彼のために選んだワインなんだよ。最初は未熟な果実の香りがして、飲むとしっかりしているっていう、まるで複雑な心境を映し出すようなワインなんだよね。雫の選び方、さすがだよ。 色は深いルビー色で、グラスを傾けるとその粘性が感じられる。香りは開いていて、ブラックチェリーや干しプラムのような熟した果実が広がるんだ。口に含むと、しっかりとした骨格が感じられて、タンニンはヴィロードのように滑らか。酸味はしっかりとしていて、果実の甘さとのバランスが絶妙なんだ。余韻も長くて、飲み終わった後もその豊かな味わいが口の中に残るよ。レビューを読む
  2. 2マルケザート・デッリ・アレラミーチ・ロッソ・ディ・モンタルチーノ 2008公開中マルケザート・デッリ・アレラミーチ・ロッソ・ディ・モンタルチーノ 2008マルケザート デッリ アレラミーチ昇進した本間が振る舞い酒として用意したワイン。日本ではほとんど流通していない。ピノ・ノワールとは違うスパイシーさで、タンニンは柔らかくほどけていて独特の爽やかな酸がある。草原を吹き抜ける5月の風のようなワイン。トスカーナの風と共にマルケザート・デッリ・アレラミーチが送る2008年のロッソ・ディ・モンタルチーノは、トスカーナの豊かな自然と伝統が詰まった赤ワインなんだよ。ブドウはモンテプルチャーノとサンジョヴェーゼを使用していて、この地域ならではの魅力的な味わいを楽しめる。そんなワインを開けると、トスカーナの温かい日差しと涼しい風を感じるような、心地よい体験が待っているんだ。 このワインは、昇進した本間が特別な振る舞い酒として準備したんだ。『神の雫』第28巻で、彼がこのワインを選んだのは、その独特なスパイシーさと柔らかくほどけたタンニン、そして爽やかな酸が決め手だったんだよ。まるで草原を吹き抜ける5月の風のようだと評されているんだ。 外観は、時間によって色づいたレンガ色の輝きがあり、グラスを傾けると、しっかりとした脚を確認できる。香りは、熟したブラックチェリーとドライハーブ、そしてほのかにスパイシーなニュアンスが漂ってくる。口に含むと、まろやかで、爽やかな酸が口の中を駆け巡るんだ。 タンニンはシルキーで、しっかりとした骨格がありながらも、余韻はやや長めで、バランスの取れた味わいが広がる。このワインは、デカンタージュしてから飲むとさらにその魅力が引き立つと思うよ。レビューを読む
  3. 3ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 1997公開中ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 1997カステッロ・バンフィ盲目のピアニスト桧山音葉が探すワインの候補として、本間があげたワイン。「音楽に喩えるならアルトサックスの音かしら。渡辺貞夫さんの吹くスタンダード・ジャズのよう」アルトサックスが奏でるジャズのような魅力イタリア・トスカーナの名門、カステッロ・バンフィが生み出すブルネッロ・ディ・モンタルチーノは、サンジョヴェーゼ100%の魅力が詰まった赤ワインなんだ。この1997年ヴィンテージは、瓶内での長い熟成を経て、そのポテンシャルをしっかりと引き出している。カステッロ・バンフィは、トスカーナの名に恥じない品質を誇り、イタリアワインの代表格として広く知られているよ。 盲目のピアニスト桧山音葉が探していたワインの候補として、本間がこのワインを挙げていたんだよね。彼女が言うには、音楽に例えるとアルトサックスの音色のようだと。渡辺貞夫さんの吹くスタンダード・ジャズみたいだってさ。やっぱり、ある種の滑らかさと深みが共存しているワインなんだよ。 グラスに注いでみると、深みのあるガーネット色が美しい。そして香りはというと、開いているんだよね。ブラックチェリーや干しプラム、さらには紅茶やドライハーブのような複雑な香りが広がってくる。29年の熟成を経ているから、香りには奥行きと深みがあるんだ。 口に含むと、アタックはまろやかで、酸はなめらか。タンニンはヴィロードのように柔らかく、全体的にバランスの取れた味わいだよ。余韻も長く続いて、まるで一曲のジャズを聴いた後のような満足感がある。これを試してみるといいよ。レビューを読む
  4. 4ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 2005公開中ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 2005テヌータ・ディ・コッロソルボ桧山が探しているワインの候補2本目。バンフィより女性的で甘やかなブルネッロ。「小さい頃私が音楽を好きになるきっかけを作ってくれた先生。その方がよく陽の当たる場所で楽しそうに弾いてくださった、あのオルガンの音色を思い出しました」甘美で女性的なイタリアの赤この2005年のブルネッロ・ディ・モンタルチーノは、イタリアのトスカーナ地方で名高いテヌータ・ディ・コッロソルボが手がけた一本なんだよ。サンジョヴェーゼ葡萄を使ったこのワインは、長い熟成期間を経て、特有の風味を持つようになるんだ。ブルネッロは、リッチでありながらも繊細で、しっかりした骨格を持つことで知られているんだけど、特にこのヴィンテージは注目されているよ。ひとつ開けてみて、どんな味わいが広がるか楽しんでみない? 作中では、第28巻で桧山が探しているワインの候補の2本目として登場するんだ。バンフィとは異なり、女性的で甘やかな印象のブルネッロなんだって。まるで小さい頃に音楽を教えてくれた先生が、陽の当たる場所でオルガンを楽しそうに弾いていた音色を思い出すような、そんなニュアンスを持っているんだよ。ちょっとしたノスタルジーを感じるワインなんだ。 このワインをグラスに注ぐと、レンガ色に縁取られたガーネットのような色調が目に入る。熟成を経て、香りは複雑で、紅茶や乾燥したハーブ、スーボワのニュアンスが漂ってくるんだ。口に含むと、まずは柔らかな果実味が広がるんだけど、その後に生き生きとした酸味が追いかけてくる。タンニンはヴィロードのように滑らかで、まろやかさを感じるよ。 バランスが取れていて、長い余韻が楽しめるのが特徴。デカンタージュをしてから飲むのがおすすめだよ。これからの時間をもっと楽しむためには、このワインがベストな選択になるかもしれないね。レビューを読む
  5. 5ラ・フォルナチーナ・リゼルヴァ・ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 2004公開中ラ・フォルナチーナ・リゼルヴァ・ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 2004ラ・フォルナチーナモノポールで藤枝が出したワイン。濃いめでパワーもあるけど、なぜか女性的で優しいワイン。力強さと優しさが交錯する味わいラ・フォルナチーナのリゼルヴァ・ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ2004年は、トスカーナの伝統と誇りを体現した一本なんだ。このワインはサンジョヴェーゼ100%で造られていて、モンタルチーノの特有の気候でしっかりと熟成されている。リゼルヴァという名前の通り、通常よりも長い熟成期間を経て、多くの層を持つ複雑な味わいに仕上がっているんだ。 このワイン、28巻で藤枝がモノポールで出したんだよね。濃いめの色からして、まず目を引くんだけど、飲んでみると意外にも女性的で優しい一面があるんだ。しっかりとしたパワーがありつつも、どこか柔らかさを感じさせる、そんな魅力があるんだ。 外観は深いガーネット色で、濃密な粘度がグラスの内側に残る。香りを嗅ぐと、熟したブラックチェリーや干しプラムのアロマが広がり、そこに乾燥ハーブや紅茶のニュアンスが重なる。この複雑さが、このワインの心臓部と言えるね。口に含むと、豊かな果実味とともに、シルキーなタンニンが舌の上を滑るように広がる。そして、酸味は力強くもなめらかに広がり、ワイン全体を引き締めてくれる。 余韻は長く、乾燥果実やハーブの風味がしばらく続く。このワインは、エレガントで奥深い味わいを楽しむには最適なんだ。デカンタージュして少し落ち着かせてから、しっかりとした肉料理と合わせると、その真価を発揮するよ。レビューを読む
  6. 6マッサ・ヴェッキア・ポッジョ・ア・ヴェンティ 1999公開中マッサ・ヴェッキア・ポッジョ・ア・ヴェンティ 1999マッサ・ヴェッキア盲目のピアニスト桧山が探していたワイン。リストの「愛の夢」。時を重ねたトスカーナの至宝マッサ・ヴェッキアって、トスカーナで知られるナチュラルワインの造り手なんだけど、このポッジョ・ア・ヴェンティはその中でも特に魅惑的なんだよ。1999年のヴィンテージってことで、瓶内でしっかりと熟成されて、時間が生んだ奥深さが楽しめる一品。具体的な葡萄品種の情報はないけど、その分、未知の魅力を引き出すワインなんだ。 このワインは『神の雫』第28巻で、盲目のピアニスト桧山が探していた特別なワインとして登場するんだよね。リストの「愛の夢」に合わせて飲むことが想像されて、まさに音楽とワインが融合する瞬間を演出する。そんなシーンが、このワインのミステリアスさをさらに引き立ててくれる。 色合いは、レンガ色がかった深いルビーで、グラスを傾けるとその粘性がゆったりと流れる。香りは、ドライプラムやブラックベリーに、紅茶やドライハーブのような熟成香が顔を出すんだ。口に含むと、しっかりとした骨格がありながらも、タンニンはシルクのように滑らかで、酸味は生き生きとしている。果実味が豊かで、口の中でまろやかに広がる。 余韻は長く、複雑なニュアンスが続くんだ。深みのある味わいだから、じっくりと時間をかけて楽しむのがいいよ。飲み頃の温度は14〜16℃くらいがベスト。大ぶりのグラスでゆっくりと香りを楽しむと、さらにその魅力がわかるよ。レビューを読む
  7. 7レ・コルティ・キアンティ・クラシコ 2002公開中レ・コルティ・キアンティ・クラシコ 2002レ・コルティ (プリンチペ コルシーニ)木戸が探しているワインに近いキアンティとして本間が紹介したワイン。2千円を切る価格とはとても思えぬバランスの良さと、サンジョヴェーゼ本来の軽やかでまろやかな酸味があって、スイスイ飲めるワイン。サンジョヴェーゼの軽やかさを堪能レ・コルティ・キアンティ・クラシコは、イタリアのトスカーナ地方で生まれた赤ワインで、生産者はプリンチペ コルシーニ。サンジョヴェーゼを主体にしたこのワインは、地域の伝統を守りつつも、現代の味に合うように作られているんだよ。特に2002年のヴィンテージは、熟成が進み、味わい深さが増している。 このワインが登場したのは『神の雫』の第28巻で、本間が木戸に紹介したんだ。彼が求めていたワインに近いキアンティとして、このレ・コルティが選ばれたんだよ。2千円を切る価格とは思えないほどのバランスの良さが特徴で、サンジョヴェーゼの軽やかでまろやかな酸味が楽しめる。だからこそ、スイスイと飲めてしまう魅力があるんだ。 グラスに注ぐと、ややレンガ色がかった深いルビー色が印象的で、24年の熟成を感じさせるんだ。香りは開いていて、乾燥したイチジクや紅茶、スミレのニュアンスが漂う。口に含むと、最初に柔らかな果実味が広がり、その後に溌剌とした酸が続く。タンニンはヴィロードのように滑らかで、口の中で心地よく溶け込むんだ。 余韻はやや長く、飲み終わった後もそれが続く。エレガントさと複雑さが調和していて、特にサンジョヴェーゼの魅力を最大限に引き出している。こんなワインを、ぜひ一度試してみてほしいんだ。レビューを読む
  8. 8ソアヴェ・クラシコ・イル・ロッコーロ 2006公開中ソアヴェ・クラシコ・イル・ロッコーロ 2006ヴィラ・ジラルディ白葡萄のバルサミコ酢に合わせて木戸が選んだワイン。このワインのフルーティな酸味が、ホワイト・バルサミコの軽やかな甘味と見事にマリアージュする。さながら朝のまどろみに身を任せる女性のような、幸福なひとときを演出してくれるワイン。朝のまどろみを演出するワインヴィラ・ジラルディが手掛けるソアヴェ・クラシコ・イル・ロッコーロは、イタリアのヴェネト地方で生まれる白ワインなんだよ。この地域特有の土壌と気候が、このワインに独特の風味を与えているんだ。ソアヴェ・クラシコは、ガルガネガという葡萄を主に使用して作られることが多く、その結果として軽やかでありながら複雑な味わいを持つことが特徴なんだよ。 第28巻で、木戸が白葡萄のバルサミコ酢に合わせて選んだのがこのワインなんだ。このフルーティな酸味が、ホワイト・バルサミコの軽やかな甘味と見事に調和してさ、まるで朝のまどろみに身を任せる瞬間のような幸福感を演出するんだよね。だからこのワインを選ぶときは、ぜひ合わせる料理にも気を配りたいところだよ。 グラスに注いでみると、透き通った淡い麦わら色が印象的なんだよね。香りはリンゴや白桃のフルーティーさが感じられて、少しのハーブのニュアンスもあるんだ。口に含むと、まずはその柔らかい甘味が広がるんだけど、すぐに生き生きとした酸味がバランスを取りつつ、全体を引き締めてくれるんだ。この酸味がしっかりしているけど、決して尖っているわけではなくて、むしろなめらかなんだ。 余韻はやや長くて、最後にほんの少しのミネラル感が残るのがいいね。これがまた食事と合わせるとちょうどいいアクセントになるんだ。8〜10℃ぐらいで冷やして、軽い前菜やシーフードと一緒に楽しむと最高だと思うよ。レビューを読む
  9. 9バローネ・リカーゾリ カステッロ・ディ・ブローリオ キアンティ・クラシコ 2007公開中バローネ・リカーゾリ カステッロ・ディ・ブローリオ キアンティ・クラシコ 2007バローネ・リカーゾリ木戸が以前深町と飲んで、今回探していたワイン。最初はちょっと苦くて突っぱねられるような味がして、でもじっくり付き合うとその包容力と優しさに気付くことができる。サンジョヴェーゼの深い包容力バローネ・リカーゾリのカステッロ・ディ・ブローリオ キアンティ・クラシコは、トスカーナ地方のサンジョヴェーゼを主体にした赤ワインなんだよ。このワインは、イタリアの伝統と革新が交差する場所から生まれた一品で、古くからのワイン造りの手法を大切にしながらも、新しい風を取り入れているんだ。 このワインは、第28巻で木戸が深町と以前に飲んだことがあるやつなんだ。それを探してたんだよね。最初に口に含んだ時は、ちょっと苦みが強くて、少し意地悪な感じがしたかもしれない。でも、時間をかけてじっくり付き合うと、その中に隠された優しさと包容力を感じることができるんだ。 2007年のヴィンテージは、色合いが少しレンガ色がかっていて、熟成の進んだ感じがするんだ。香りは、乾燥したイチジクやプラムのような濃密な果実感と、ドライハーブや紅茶のような複雑さがある。口に含むと、まろやかでいてしっかりとした酸味が溶け込んでいて、タンニンがヴィロードのように舌全体に広がる感じ。余韻も長く、心地よい締めくくりを感じるよ。 このワイン、デキャンタージュしてから飲むとより一層楽しめるかも。サンジョヴェーゼの魅力がしっかりと詰まった一杯で、時間をかけて味わいたい一本だね。レビューを読む
  10. 10ヴォーヌ・ロマネ・クロ・パラントゥー 1985公開中ヴォーヌ・ロマネ・クロ・パラントゥー 1985アンリ・ジャイエクリストファー・ワトキンスが飛行機で飲んだワイン。口に含んだときのすげない後ろ姿が、まるで恥じらう乙女が振り返るように、甘やかに変わっていく。ピノ・ノワールの芸術を極めた一本。これ、アンリ・ジャイエが手がけたヴォーヌ・ロマネ・クロ・パラントゥー1985なんだよ。ブルゴーニュの中でも特に稀少で、ピノ・ノワール100%のこのワインは、ジャイエの醸造哲学が詰まってるんだ。彼がフランスのワイン業界でどれだけの影響力を持っていたか、これを飲めばすぐにわかるよ。 このワインは『神の雫』第28巻で、クリストファー・ワトキンスが飛行機で飲んでいたシーンに出てくるんだ。彼が最初に口に含んだときには、少しすげない表情だったけど、次第にその表情が甘やかに変わっていったんだよね。まるで恥じらう乙女が振り返るような、そんな印象を与えるワインなんだ。 グラスに注いでみると、熟成したピノ・ノワールらしいガーネット色で、縁には少しオレンジがかっている。香りは、紅茶やスーボワ、乾燥したハーブが感じられて、複雑さが際立っているよ。口に含むと、まろやかな果実味が広がって、酸味は力強くもしなやかで、タンニンはシルクのように滑らかに口の中で溶け込む感じ。余韻も長く、飲むたびに新たな発見をさせてくれる。 これはまさに、エレガントで余韻が長いワインだね。デカンタージュせず、このままグラスでじっくり楽しむのがいいと思うよ。レビューを読む
  11. 11バルベラ 2003公開中バルベラ 2003デザート・ウインドクリスが今までの使徒を探している間に、雫と一青、ロベールで飲んだワイン。こんがり焼けたトーストを食べながら、仲のいい友達とやるポーカーみたい。緊張感はないんだけど、ちょっと負けたくないって張り合いつつ、楽しく探り合ってる感じのワイン。ワシントンの隠れた宝石デザート・ウインドのバルベラ2003年は、ワシントン州の豊かな自然と気候が育んだ一品なんだ。アメリカのワインと言えばカリフォルニアが有名だけど、ワシントンも負けてない。特にこのバルベラは、温暖な気候を活かして豊かな果実味とバランスの良い酸味を持っているんだよね。 このワインは、『神の雫』第28巻で雫たちがポーカーを楽しみながら飲んでいたシーンに登場するんだ。あの場面では、友達と気軽に飲めるけど、どこか負けられない気持ちが漂うような、そんな雰囲気を醸し出していた。なんて言うんだろう——焼きたてトーストと一緒に、気楽だけど真剣な時間を過ごす感じ。 グラスに注ぐと、その色は深みのあるガーネット色で、少しレンガ色に変わり始めてる。これが瓶熟成23年の証拠だね。香りは開いていて、ブラックチェリーやドライプラム、それに微かにスパイシーなニュアンスがあるんだ。口に含むと、まろやかな果実の甘みが広がり、酸味が生き生きとしていて、タンニンはシルキー。全体として、骨格のしっかりした味わいなんだけど、しなやかさも感じられる。 余韻はやや長く、果実味とスパイスの風味が続いて、最後まで楽しませてくれる。デカンタージュしてから飲むと、さらに深みが増すだろうね。特に落ち着いた夜に、親しい友人とゆっくり味わいたいワインだと思うんだ。レビューを読む
  12. 12シャンボール・ミュジニー・レ・ザムルーズ 2001公開中シャンボール・ミュジニー・レ・ザムルーズ 2001ジョルジュ・ルーミエクリスが持ってきた第一の使徒。苔むした原生林の中に忽然と現れる静かな泉。そこで絡み合う二つの菫色の蝶。ブルゴーニュの宝石、恋人たちの囁きジョルジュ・ルーミエのシャンボール・ミュジニー・レ・ザムルーズは、ピノ・ノワール100%で作られるブルゴーニュの名品なんだよ。特にこの2001年ヴィンテージは、時が経つごとにその魅力を増しているんだ。レ・ザムルーズは、フランス語で「恋人たち」を意味し、その名にふさわしい優雅さと複雑さを持っているんだよ。 このワインは、第28巻でクリスが持参した第一の使徒として登場するんだ。苔むした原生林の中に現れる静かな泉のようなワインで、そこで絡み合う二つの菫色の蝶のように、心に静かに、それでいて深く響くんだよ。クリスがそのワインを示した時、まるで時間が止まったようで、自然の神秘と調和がこのボトルに詰まっていることを感じたんだ。 グラスに注ぐと、色はレンガ色に近いガーネットで、少しオレンジがかった縁が見えるさ。香りは、ドライハーブやスーボワ、そして紅茶のような熟成香が広がり、まるで秋の森を歩いているような気分にさせてくれるんだ。口に含むと、シルクのような滑らかなタンニンが感じられ、ラズベリーやスミレのニュアンスがふわりと広がる。酸は生き生きとしていて、全体のバランスをしっかりと支えているんだよ。余韻は長く、口の中で静かに続いていく。 このワインは、エレガントで複雑な味わいが特徴で、ゆっくりと時間をかけて楽しむのに最適なんだ。供出温度は14〜16℃で、中庸なグラスで楽しむのがいいよ。レビューを読む
  13. 13シャトー・パルメ 1999公開中シャトー・パルメ 1999シャトー・パルメクリスが持ってきた第二の使徒。ダ・ヴィンチのアトリエに並べられたモナ・リザ。芸術的な調和を味わうシャトー・パルメは、ボルドーの中でも特に評価の高いワインハウスなんだよ。メドック地区のマルゴー村に位置していて、カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローを主に使っているんだ。1999年のヴィンテージは、その年の天候のおかげで、葡萄がしっかりと成熟し、バランスの良い仕上がりになっている。これは開ける価値がある一本だね。 このワイン、神の雫の第28巻でクリスが第二の使徒として持ってきたんだ。ダ・ヴィンチのアトリエに並べられたモナ・リザのように、完璧に調和した美しさを放っているという表現が印象的だったよね。そんな特別なシーンに登場するワインだから、期待せずにはいられない。 このワインをグラスに注ぐと、深いガーネット色が輝いているのがわかる。27年の熟成を経て、レンガ色のニュアンスが出てきていて、まるで絵画のよう。香りは開いていて、ブラックベリーやカシスの果実味に、乾燥したハーブや紅茶のニュアンスが重なる。口に含むと、豊かで力強い酸味が全体を引き締め、緻密なタンニンが滑らかに舌に残る。余韻も長く、エレガントで複雑な味わいが続くんだ。 このワインは、しっかりとした骨格を持ちながらも、ヴィロードのようなタンニンが全体を優しく包み込んでいる。これを楽しむなら、グラスも少し大きめのものを使って、香りをしっかりと感じてみてほしいよ。温度はやや低めの方が、よりその複雑さとエレガントさを引き出せると思う。レビューを読む
  14. 14シャトーヌフ・デュ・パプ・キュヴェ・ダ・カポ 2000公開中シャトーヌフ・デュ・パプ・キュヴェ・ダ・カポ 2000ドメーヌ・デュ・ペゴークリスが持ってきた第三の使徒。団らんのワイン。ローヌの至宝、時を超えた芸術ドメーヌ・デュ・ペゴーが誇るシャトーヌフ・デュ・パプ・キュヴェ・ダ・カポは、力強さと複雑さを兼ね備えたワインなんだよ。2000年ヴィンテージは、グルナッシュとシラーをメインに、ローヌ地方の温暖な気候が育んだ果実味が特徴的で、長期熟成にも耐えるポテンシャルを持っている。特にこのキュヴェは、ペゴー家の伝統と情熱が詰まっている特別な1本として知られているんだ。 第28巻では、クリスが持参した第三の使徒として登場したんだよ。物語の中で、心を和ませる団らんのワインとして描かれていて、特別な場面をさらに華やかに彩っていたんだ。登場人物たちがこのワインを囲んで、深い会話を楽しむ様子が印象的だったよ。 グラスに注いでみると、レンガ色がかったガーネットの色調が印象的で、透明感と深みがある。香りは開いていて、ブラックベリーやブラックチェリーの熟した果実の香りに、スパイシーな黒胡椒のニュアンスが重なる。それだけでもう、期待感が高まるよ。口に含むと、まろやかなアタックが感じられ、続いて豊かな果実味と力強いタンニンが全体を引き締めてくる。酸味は円やかで、バランスが取れているんだ。 余韻は長く、複雑な香りが口中にしばらく残る。特に、ヴィロードのように滑らかなタンニンが印象的で、ゆっくりと熟成を楽しむのにピッタリなワインだと思うよ。開ける前に少しデカントすると、さらに香りが広がって、より一層楽しめるんだ。レビューを読む
  15. 15シャトー・ラフルール 1994公開中シャトー・ラフルール 1994シャトー・ラフルールクリスが持ってきた第四の使徒。島崎藤村の「初恋」。熟成の美学、その真髄を味わえシャトー・ラフルールは、フランスのボルドー地方で生まれた名門ワインなんだよ。カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローがメインで、ボルドーの中でも特にエレガントなスタイルが特徴さ。1994年のヴィンテージは、今ちょうど飲み頃に達していて、開けるのが楽しみな一本だね。 このワインは『神の雫』の第28巻に登場するんだよ。クリスが持ってきた第四の使徒として、島崎藤村の「初恋」をテーマにしているシーンで出てくる。このワインを通じて、初恋の甘酸っぱさと共鳴する何かが感じられると語られているんだ。 グラスに注いだ瞬間、深みのあるガーネット色が美しいんだ。香りは開いていて、ブラックチェリーやカシスの果実感がまず広がり、その後にスーボワやタバコのニュアンスがやってくる。口に含むと、豊かな果実味が広がり、酸味はなめらかで、タンニンはヴィロードのように感じられる。バランスもしっかりしていて、余韻は長く複雑。これが熟成の成せる技なんだ。レビューを読む
  16. 16シュヴァリエ・モンラッシェ 2000公開中シュヴァリエ・モンラッシェ 2000ミシェル・コラン・ドレジェクリスが持ってきた第五の使徒。困難を乗り越えてマッターホルンの孤高の頂に立つ。孤高の頂に立つエレガンスミシェル・コラン・ドレジェが手掛けるシュヴァリエ・モンラッシェは、ブルゴーニュのシャルドネの中でも特別な存在なんだよ。2000年ヴィンテージは、ちょうど飲み頃の円熟味を見せていて、シャルドネ100%の持つエレガンスと複雑さを体現してるんだ。ブルゴーニュのグラン・クリュとして、気品と力強さを兼ね備えたこのワインは、特別な場面にぴったりなんだよね。 作中では、クリスがこのワインを第五の使徒として持ち出してきたんだ。困難を乗り越えて、まるでマッターホルンの孤高の頂に立つような存在感を放っていたよ。第28巻のそのシーンでは、ワインに込められた深いメッセージ性が感じられたんだ。 さて、グラスに注いでみよう。色は黄金色で、熟成の証とも言える少し琥珀がかった縁が見えるよ。香りをひと嗅ぎすると、バターやトーストのような香ばしい香りが広がるんだ。そこに控えめだけど、洋ナシや白桃のような果実の香りが優美に絡んでいるんだよ。 口に含むと、まろやかなアタックが感じられるんだけど、その後にはしっかりとした酸味が続く。これがまた、ワインの骨格をしっかりと支えているんだよね。余韻が長く、ミネラリーな香りが最後まで残る。シュヴァリエ・モンラッシェを飲むなら、少し冷やした状態で中庸のグラスで楽しむと、よりその魅力が広がるよ。レビューを読む
  17. 17バローロ・カンヌビ・ボスキス 2001公開中バローロ・カンヌビ・ボスキス 2001ルチアーノ・サンドローネクリスが持ってきた第六の使徒。弥勒菩薩半跏思惟像。宇宙そのものの理を表現したと言っても過言ではない。時を超えた深淵の一杯ルチアーノ・サンドローネのバローロ・カンヌビ・ボスキス、今はバローロ・アレステと名を変えたこのワインは、ネッビオーロ100%で造られたピエモンテの逸品なんだよ。2001年のヴィンテージは、ピエモンテのバローロ地区の中でも特に注目されている。彼のワインは、伝統とモダニティのバランスを取りながら、ネッビオーロの本来の美しさを引き出すことで知られているんだ。 このバローロは、第28巻でクリスが持ってきた第六の使徒として登場するんだよ。弥勒菩薩半跏思惟像を彷彿とさせるその風格と、まるで宇宙の理を表現したかのような深遠さが魅力的に描かれているんだ。そんな壮大なイメージを持つこのワイン、開けた瞬間にどんな宇宙が広がるのか期待しちゃうよね。 グラスに注いでみると、オレンジがかったガーネット色が特徴で、まるで古代の宝石のような輝き。香りは開いた瞬間から深みがあって、多層的なんだ。ドライなプラムに紅茶のようなニュアンス、それに少しのスーボワが感じられる。口に含むと、アタックは豊かで、酸味は生き生きとしているけど、どこか力強い印象を受ける。タンニンはヴィロードのように滑らかで、甘美な余韻が長く続いていく。 全体として、このワインは非常に複雑で、エレガントさを持ちながらも力強さがある。デカンタージュしてから飲むと、さらにその真価を発揮するよ。レビューを読む
  18. 18シネ・クア・ノン ザ・イノーギュラル・イレブン・コンフェッションズ・シラー 2003公開中シネ・クア・ノン ザ・イノーギュラル・イレブン・コンフェッションズ・シラー 2003シネ・クア・ノンクリスが持ってきた第七の使徒。スペインのバルセロナに聳える、永遠の未完成「サグラダ・ファミリア」。芸術のようなワイン、一口で魅了されるシネ・クア・ノンって、知ってる?カリフォルニアのシラーを使った素敵なワインを作ってるんだよ。この「ザ・イノーギュラル・イレブン・コンフェッションズ・シラー」は2003年のヴィンテージ。一度は飲んでみたい特別な一本で、口に含むとその豊かさが一気に広がるんだ。 『神の雫』の第28巻では、クリスが持ってきた第七の使徒として登場するんだ。これ、スペインのバルセロナにあるサグラダ・ファミリアと重ねられてるんだよ。どちらも未完成の芸術という点で響き合うんだ。 グラスに注ぐと、深いルビー色が目を引くんだ。時間が経つと少しレンガ色になってくる。このワインの香りは、驚くほど複雑で、ブラックベリーやカシス、そしてスパイシーな黒胡椒のニュアンスが感じられる。まるで果実の密集地みたいだよ。 口に含んでみると、その滑らかなタンニンと豊かなボディが一体となって、舌の上で心地よく広がるんだ。酸味はしっかりとしていて、ワイン全体を引き締めている。余韻も長く、最後まで楽しませてくれる。デカンタージュしてから飲むと、もっとこのワインの良さが活きるよ。レビューを読む
  19. 19ジャック・セロス・キュヴェ・エクスキーズ NV公開中ジャック・セロス・キュヴェ・エクスキーズ NVジャック・セロスクリスが持ってきた第八の使徒。憧れの「マドンナ」。憧れの「マドンナ」への乾杯ジャック・セロスのキュヴェ・エクスキーズ NVは、シャンパーニュ地方で作られる泡白ワインなんだよ。シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエが絶妙にブレンドされている。セロスはナチュラルなアプローチで知られ、テロワールを最大限に引き出すことで、特別な一本に仕上げているんだ。 このワインは『神の雫』第28巻でクリスが持参した第八の使徒として登場する。彼が「マドンナ」と呼ぶこのシャンパーニュは、その場の空気を一変させる存在感を持っていたんだ。ボトルを開けると、華やかな泡がグラスに立ち上り、まさに特別な瞬間を演出してくれるんだよ。 見た目は明るい金色で、細やかな泡がグラスを美しく飾る。鼻を近づけると、洋梨や白桃のフルーティーな香りが広がり、さらにトーストやブリオッシュのような香ばしいニュアンスも感じる。口に含むと、エレガントでミネラリーな味わいが広がり、生き生きとした酸が心地よく弾ける。泡のクリーム感がソフトで、舌の上で心地よく溶けていくんだ。 このシャンパーニュは余韻も長く、複雑さを感じさせる。特別な日に、しっかり冷やしてから開けると、よりこのワインの魅力を楽しめるよ。レビューを読む