第36巻
コマブルナ・エスペルト 2006

月光を受けた大地のワイン
太陽と月が奏でる大地のハーモニー。
- 国
- スペイン
- 地域
- カタルーニャ
- 葡萄
- 情報なし
- 年代
- 2006年
- 生産者
- セラー・エスペルト
- 登場シーン
- 一青がソニアに飲ませたワイン。暮れなずむ西の空をじっと見据えるように浮かぶ白い月。どこかもの悲しく、なのに毅然としていて。太陽が熱を与え、そして月が冷ます。まさにそんな大地が生み出したワイン。陽光を受けて輝く月。そしてその奥底には風がある。それはどのような風なのだろう。
総合 72 / 100
テイスティングノート
コマブルナ・エスペルトは、スペインのカタルーニャ地方で生産された赤ワインなんだよ。生産者はセラー・エスペルトで、2006年のヴィンテージだね。カタルーニャの豊かな土壌と気候が、このワインに独特の力強さを与えている。飲むたびに土地の息吹が感じられるんだ。
このワインは『神の雫』第36巻で登場したんだ。一青がソニアにこのワインを飲ませたシーンが印象的だったよ。夕暮れの空に浮かぶ白い月を見つめながら、陽の温かさと月の冷たさを同時に感じるような、そんな複雑な感覚をこのワインに見出していたんだ。まさに太陽と月がバランスをとり、絶妙なハーモニーを奏でているようなワインなんだよね。
グラスに注いでみると、深いガーネットの色調が目を引く。香りは開いていて、熟したブラックチェリーとプラムの甘美な香りが広がってくる。奥には、スーボワやドライハーブのニュアンスが感じられるんだ。口に含むと、しっかりとした酸味と緻密なタンニンがバランスを保ちつつ、力強さを感じさせる。
余韻は長く、最後には微かなスパイスの香りが残るのが特徴的だ。複雑でありながら、どこかしっかりとした骨格を感じさせる、そんなワインだね。デカンタージュしてから飲むと、さらにそのポテンシャルを引き出せるかもしれないよ。