Volume 24

第24巻

登場順·21本公開中 21本

  1. 1オルム・ド・ペズ 2003公開中オルム・ド・ペズ 2003シャトー・レ・ゾルム・ド・ペズカーズが雫に飲ませたワイン。小さな暖炉だ。暖かい炎が灯り、パチパチと薪の弾ける音がしている。自然と家族が集まってきて、ぬくもりが背中を抱きしめてくるようなワイン。心を包み込む暖かなワイン今日紹介するのは、シャトー・レ・ゾルム・ド・ペズの2003年のオルム・ド・ペズ。ボルドー地方サン・テステフの恵みを受け、カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローを主体にしたブレンドなんだよ。このワインは、しっかりとした骨格と豊かな果実味で知られていて、長年の熟成を経てその魅力を増しているんだ。 このワインは、第24巻でカーズが雫に飲ませたシーンで登場するんだ。小さな暖炉の前で、パチパチと薪が弾ける音が心地良く、自然と家族が集まるようなシーンだったね。まるでその場のぬくもりが、ワインを通じて背中を優しく抱きしめてくるような、そんな印象を受けたんだ。 外観は、レンガ色がかったガーネットで、少しオレンジがかった縁取りが熟成を物語っている。香りは、ブラックベリーやカシスの深みのある果実香とともに、ドライハーブや紅茶のニュアンスが漂ってくるよ。口に含むと、ソフトなアタックの後に、なめらかな酸味が広がり、ヴィロードのようなタンニンが口中を包み込む。骨格のしっかりとしたバランス感が印象的で、余韻も長く、しっかりとした存在感を残してくれるんだ。 このワインを楽しむなら、少し時間をかけてデカンタージュしてから、中庸のグラスで供出するのがいいかもね。香りが開くまで待つ時間も、楽しみのひとつになるよ。レビューを読む
  2. 2シャトー・ド・ロウガ・キュヴェ・デュ・グラン・ペール 2003公開中シャトー・ド・ロウガ・キュヴェ・デュ・グラン・ペール 2003シャトー・ド・ロウガマラソンの前夜祭で勧められたクリュ・アルティザンという格付けのワイン。やたらコテコテ着飾ってないし、親しみやすくて飲み飽きない。喩えて言うならお気に入りの穿き慣れたジーンズみたいな魅力のワイン。親しみやすさと飽きのこない魅力シャトー・ド・ロウガが手掛けるキュヴェ・デュ・グラン・ペールは、ボルドーの伝統を受け継ぐ心温まる赤ワインなんだよ。このワインは、カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローを中心にブレンドされていて、豊かな味わいを作り出している。2003年のヴィンテージは、特に温かい気候に恵まれ、葡萄が非常に熟した年。だからこそ、この一本は特別な仕上がりなんだ。 このワインが作中に登場するのは第24巻のこと。マラソンの前夜祭で、クリュ・アルティザンという格付けのワインとして紹介されている。やたらと飾り立てるのではなく、穿き慣れたジーンズのように、親しみやすさと飲み飽きない魅力を持つワインなんだ。周りが賑やかでも、自分だけの時間に浸れるような、そんな一本。 グラスに注ぐと、深みのあるガーネット色が美しく、時間の経過を感じさせる柔らかなレンガ色の縁取りが見える。香りを嗅ぐと、まず熟したブラックチェリーと干しプラムが豊かに広がり、次第に紅茶やドライハーブのニュアンスが顔を出す。口に含むと、力強いが溶け込んだタンニンが舌に心地よく広がり、余韻は長く、複雑な味わいが続くんだ。酸はなめらかで、全体のバランスが見事に取れている。これを楽しむなら、デキャンタージュしてから飲むとさらに美味しいよ。レビューを読む
  3. 3ラウラ・カンボン・ラ・プルーズ 2006公開中ラウラ・カンボン・ラ・プルーズ 2006シャトー・カンボン・ラ・プルーズマラソン前夜祭で。いずれ貴婦人に育つ少女みたいなワイン。きっと16〜17歳のまだ幼さが残る少女が、貴婦人のように着飾って、ドキドキしながらも初めてのパーティ会場に足を踏み入れようとしている。そんなワイン。貴婦人への階段を昇る一歩シャトー・カンボン・ラ・プルーズは、ボルドー地方の名門として知られるワイナリーで、カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローを主体にしたクラシックなボルドー・ブレンドを造っているんだよ。2006年は、この地において気候が安定し、素晴らしいヴィンテージを生み出した年なんだ。強く、しかしエレガントなワインを求めるなら、このラウラ・カンボン・ラ・プルーズを試してみてほしい。 『神の雫』の第24巻では、マラソンの前夜祭でこのワインが登場するんだ。16〜17歳の少女が貴婦人のように着飾り、初めてのパーティに向かう様子がワインに例えられていて、まさにその通りのイメージなんだ。まだ幼さを残しつつも、未来の華やかさを予感させる、そんなワインだよ。 グラスに注ぐと、深みのあるガーネット色が広がるんだ。この成熟の兆しは、まるで少女が大人の階段を一歩ずつ登っているような感じなんだよ。香りは、カシスやブラックベリーの濃厚な果実味に、杉やタバコのニュアンスが絡んでくる。時間が経つと紅茶やドライハーブの香りも顔を出し、じっくりと嗅いでみたくなる。 口に含むと、まずその果実味の豊かさが感じられて、続いて生き生きとした酸味が全体を引き締めてくれる。そして、緻密なタンニンが舌を包み込み、余韻は長く、エレガントな印象を残してくれるよ。このワインは、まさにエレガントで複雑なボルドーらしさを体現しているんだ。レビューを読む
  4. 4シャトー・ドーフィネ・ロンディロン 1989公開中シャトー・ドーフィネ・ロンディロン 1989シャトー・ドーフィネ・ロンディロンマラソン前夜祭で。エリーゼ宮の宮中晩餐会で「シャトー・ディケム」と並んでその昔ワインリストに載っていたワイン。桃の香りがあり、桃の節句を想起させる貴腐ワイン。時を超えた甘美なひとときシャトー・ドーフィネ・ロンディロンの1989年ヴィンテージは、フランス・ボルドー地方の貴腐ワインだよ。セミヨンとソーヴィニヨン・ブランを使ってて、熟成によってさらなるエレガンスを纏った一本なんだ。 このワインは『神の雫』の第24巻で登場してたね。エリーゼ宮での宮中晩餐会で、あのシャトー・ディケムと並んでワインリストに名を連ねていたんだ。甘く熟した桃の香りが漂って、まるで桃の節句を思い起こさせるような華やかさがあるんだよ。 色合いは深い黄金色に輝いていて、グラスに注ぐとその粘性がしっかりしているのが分かる。香りは開いていて、甘く熟したアプリコットや蜂蜜のニュアンスが豊かに感じられるんだ。口に含むと、しっかりとした甘味が広がり、その後を追うように、力強い酸味が全体を引き締めてくれる。軽やかさと濃厚さが絶妙に絡み合っていて、余韻は長く、時間とともに複雑な味わいが現れる。 総合すると、この貴腐ワインは時間をかけてじっくり楽しむ価値があるね。冷やしてデザートワインとして、あるいは贅沢なひとときのパートナーとして最高だよ。レビューを読む
  5. 5シャトー・ディケム NV公開中シャトー・ディケム NVシャトー・ディケムシャトー・ドーフィネ・ロンディロンの説明の中で。ソーテルヌの貴腐ワイン。黄金の蜜が織りなす甘美なハーモニーシャトー・ディケムは、ボルドーのソーテルヌ地区で生まれる白ワインなんだよ。セミヨンとソーヴィニヨン・ブランのブレンドで、貴腐ワインの最高峰として知られてる。どんなヴィンテージでも、その品質を貫くことで有名で、貴腐菌の力で濃縮された果実味と酸が絶妙なバランスを作り出しているんだ。 このワインが登場するのは『神の雫』第24巻。シャトー・ドーフィネ・ロンディロンの貴腐ワインと一緒に、その存在感が語られていたんだ。ソーテルヌの貴腐ワインならではの奥深い味わいで、まさにワインの王様と言っても過言じゃない。 まずはその外観。黄金色の液体がグラスに注がれると、その粘性の高さが際立つんだ。香りは開いていて、アプリコットや白桃のフルーティーさが豊かに広がる。それに加えて、蜂蜜のような甘い香りも漂ってくるから、鼻を近づけただけで幸せな気持ちになるよ。 口に含むと、濃厚な甘さが口いっぱいに広がって、でもその裏にはしっかりとした酸があるから、決して重たくないんだ。余韻も長く続いて、最後までその複雑な味わいを楽しめる。これを飲むなら、8〜10℃ぐらいで冷やして、小さめのグラスに注ぐのがいいよ。レビューを読む
  6. 6シャトー・ピション・ロングヴィル・バロン 2000公開中シャトー・ピション・ロングヴィル・バロン 2000シャトー・ピション・ロングヴィル・バロンメドックマラソンの給水所で雫が飲んだワイン。グレート・ヴィンテージの2000年。サラブレッド。引き締まった体を持つ、美しい優駿のイメージのワイン。優美な競走馬、その体感をボルドーでシャトー・ピション・ロングヴィル・バロンはボルドーの中でも名門のひとつなんだよ。カベルネ・ソーヴィニヨンとメルロー、そして少量のカベルネ・フランやプティ・ヴェルドを使って、力強さと優雅さを兼ね備えたワインを生み出している。2000年のヴィンテージは特に良年で、まさに「サラブレッド」という表現がぴったり。ワイン界ではその年のボルドーは伝説的なヴィンテージとして知られているんだ。 漫画『神の雫』第24巻で、雫はメドックマラソンの給水所でこのワインを味わったんだ。マラソン中にこのワインを飲むって、もうそれだけで特別だよね。雫も、まるで優れた競走馬のように引き締まった体を感じたって言ってた。美しい優駿のイメージがぴったりで、ただのボルドーワインじゃない何かを感じたんだよ。 ところで、見た目は深いガーネット色で、熟成が進んでいる証拠にレンガのような縁取りが見える。このヴィンテージはもう26年近く経っているから、香りも複雑さを増している。カシスやブラックベリーの果実味が豊かに広がるけど、そこにシダーやタバコのニュアンスが絡んできて、何ともエレガントなんだ。 口に含むと、まずは豊かな果実味が広がり、それから生き生きとした酸味が口の中を引き締めてくれる。タンニンはヴィロードのように滑らかで、全体のバランスがとてもいい。余韻も長く、飲み終わった後もしばらくその味わいに浸れるんだよ。デキャンタージュしてから大きめのグラスで楽しむと、このワインのポテンシャルを存分に味わえると思うよ。レビューを読む
  7. 7シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ 2004公開中シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ 2004シャトー・レオヴィル・ラス・カーズメドックマラソン給水所で雫が飲んだワイン。まさに大空を舞う若い大鷹。森を見下ろしながら悠然と旋回している、誇り高き若鷹のようなワイン。森を見下ろす誇り高き若鷹シャトー・レオヴィル・ラス・カーズの2004年ヴィンテージは、ボルドーの名門であるこのシャトーが持つ力強さと洗練された魅力を体現しているんだよ。メドックのテロワールを生かしたカベルネ・ソーヴィニヨンとメルローのブレンドが、深い味わいを見せてくれるんだ。このワインを開けると、歴史ある畑の息吹を感じることができるよ。 このワインが登場するのは、『神の雫』第24巻。メドックマラソンの給水所で雫がこのワインを飲んで、その味わいの奥深さに驚いていたシーンが印象的だったんだ。大空を舞う若い大鷹のように、広大な森を見下ろしながら悠然と旋回する、その誇り高き姿がまさにこのワインの風格を表現しているんだ。 グラスに注ぐと、2004年のボルドーレッドらしい深いガーネット色がキラリと輝く。まだまだ若々しいカシスやブラックチェリーの香りが豊かに広がり、その後には森の下草や杉のニュアンスが追いかけてくる。口に含むと、まずは豊かな果実味が広がり、その後に生き生きとした酸味が全体を引き締める。そして、ヴィロードのような滑らかなタンニンが優雅に舌に絡み、余韻にはかすかに土の香りが漂う。 この一本は力強さとエレガンスが同居した、ボルドーの魅力を存分に楽しめるワインだよ。開けるなら、しっかりとデカンタージュしてから18度くらいで楽しむと、その複雑な香りと味わいが一層引き立つと思う。レビューを読む
  8. 8クロ・デュ・マルキ 2004公開中クロ・デュ・マルキ 2004シャトー・レオヴィル・ラス・カーズメドックマラソンの給水所で雫が飲んだワイン。シャトー・レオヴィル・ラス・カーズのセカンドだが、並の格付けワインを遥かに凌ぐポテンシャルを持っているワイン。レオヴィル・ラス・カーズの畑の外側にある決められた畑で造られた葡萄を用いたワイン。公園の野外ステージで演奏されるマリンバ。飲んでるだけで愉快になる。鬱々とした気持ちが晴れやかになり、その甘さが優しく包んでくれるようなワイン。心が晴れやかになる一杯をクロ・デュ・マルキは、シャトー・レオヴィル・ラス・カーズのセカンドワインなんだけど、侮るなかれ、このワインはメドックの格付けワインを凌ぐポテンシャルを持っているんだよ。ボルドーの恵まれた気候で育ったカベルネ・ソーヴィニヨンを主体に、メルローなども絶妙にブレンドされていて、造り手の技が光る一本なんだ。 このワインは『神の雫』第24巻に出てくるんだけど、メドックマラソンの給水所で雫が飲んだシーンが印象的なんだよね。公園の野外ステージでマリンバが演奏される中、このワインを飲むと鬱々とした気持ちが晴れやかになるって雫が言ってたんだ。甘さが優しく包んでくれて、まるで心が晴れ晴れとするような味わいなんだって。 外観は、深いガーネット色で、縁には少しレンガ色が見える感じ。香りは開いていて、ブラックベリーやカシスの濃厚な果実感に、杉やドライハーブのニュアンスが加わって複雑だよ。口に含むと、豊かな果実味が広がり、酸味は力強く、タンニンはヴィロードのように滑らかで、全体のバランスがとても良いんだ。 余韻も長く、最後まで果実の甘美さが続くから、飲むたびに新しい発見がある。濃密な味わいとエレガントさが同居していて、特別な日にゆっくり楽しむワインとして最適だよ。レビューを読む
  9. 9シャトー・ベイシュヴェル 1996公開中シャトー・ベイシュヴェル 1996シャトー・ベイシュヴェルメドックマラソン中に立ち寄ったシャトー。ボルドーで最も美しい城ともいわれる。ダージリンのような荒々しいタンニンと、ちょっとインド風のスパイスも感じられる。まるでアジアからイギリスまで荒波を乗り越えて紅茶を運び、水面を疾走する快速帆船カティーサーク号のようなワイン。ボルドーの美しき快速帆船シャトー・ベイシュヴェルの1996年ヴィンテージは、ボルドーのサン・ジュリアンに位置する名門シャトーから生まれた、エレガントな赤ワインなんだよ。カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローを主体として、フランスの伝統をしっかり継承している。特に、このヴィンテージはその卓越したバランスと複雑さで愛好家からも高く評価されているんだ。 このワインが登場するのは、『神の雫』第24巻で、メドックマラソン中のシーンなんだよ。ボルドーで最も美しいと言われる城に立ち寄って、紅茶のようなタンニンと、少しインドっぽいスパイスが感じられると描かれている。まるでアジアからイギリスまで紅茶を運ぶ快速帆船のように、力強くも優雅な印象があるんだ。 さて、色を見てみると、30年近い熟成によるガーネットの色合いが目に飛び込んでくる。香りはすでに開いていて、カシスやブラックチェリーの熟した果実の香りに、紅茶やスーボワのニュアンスが重なっている。味わいはアタックが豊かで、酸は力強く、タンニンはヴィロードのように滑らかなんだ。全体のバランスが良く、余韻も長いから、飲むたびに新しい発見があるよ。 このワインを楽しむなら、しっかりとしたボディと複雑な風味を最大限に引き出すために、少し時間をかけてデキャンタージュするといいよ。グラスを傾けるたびに、ボルドーの歴史と風土を感じさせてくれる一本なんだ。レビューを読む
  10. 10シャトー・グリュオ・ラローズ 2000公開中シャトー・グリュオ・ラローズ 2000シャトー・グリュオ・ラローズメドックマラソン中に立ち寄ったシャトー。サン・ジュリアンが誇る第2級シャトー。華やかで濃厚。でもエチケットの女性的なイメージとは正反対で、力強く筋肉質なワイン。「シャトー・グリュオ・ラローズ 2000年」このワインは戦士を迎え祝い、そして癒してくれる凱旋門だ。力強さと華やかさの融合シャトー・グリュオ・ラローズは、ボルドーの中でも特に名高いシャトーの一つなんだよ。サン・ジュリアンの第2級シャトーとして、その名はボルドー愛好者にはお馴染みだね。2000年のヴィンテージは、特に素晴らしい出来で、カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローを中心に造られているんだけど、この年の気候が絶妙だったんだ。どのボトルも、開けるたびに新しい発見があるよ。 このワインが登場するのは、第24巻のメドックマラソンのシーンだよ。走る途中で立ち寄ったシャトーで、このワインを味わうんだけど、華やかで濃厚な印象を受けるんだ。でもエチケットの女性的なイメージとは裏腹に、実は力強く筋肉質で、戦士を迎え入れるような凱旋門のような存在なんだ。 開けてみたら、まずその色に驚くかも。深いガーネット色とレンガ色の縁で、26年の歳月を感じさせるよ。香りは複雑で、ブラックベリーやカシスの果実に、ドライハーブやスーボワのニュアンスが重なるんだ。味わいは豊かで、力強い酸と緻密なタンニンが調和している。とても骨格がしっかりしていて、余韻も長く、飲むたびに新しい層を発見できるよ。 このワインは、じっくりと時間をかけて楽しむのがいいよ。大きめのグラスで、少し時間を置いてから飲むと、さらにその魅力が開いてくるから。レビューを読む
  11. 11シャトー・グラン・ピュイ・ラコスト 1999公開中シャトー・グラン・ピュイ・ラコスト 1999シャトー・グラン・ピュイ・ラコストメドックマラソンの途中で飲んだワイン。5級シャトーのなかではトップクラスに入るシャトー。控えめな香りに対して、ワインそのもののボディはすごくしっかりしている。折り目を正しく身なりを整えた、イギリスの髭の紳士のようなワイン。イギリス紳士のような端正な味わいシャトー・グラン・ピュイ・ラコストはボルドーの名門、ポイヤック地区にある5級シャトーなんだ。1999年ヴィンテージのこの赤ワインは、カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローを中心にしたブレンドで、長い熟成に耐える力強さとエレガンスを兼ね備えているんだよ。5級と言っても侮れなくて、特にこのシャトーはその中でもトップクラスに数えられている。 メドックマラソンの途中で、疲れた体を一息つかせるために登場したのが、このワインだったんだ。控えめな香りだけど、口に含むとしっかりとしたボディが感じられて、まるでイギリスの髭の紳士が目の前に現れるような、そんな端正な佇まいなんだよ。 外観は深いガーネット色で、縁には少しオレンジがかってきているんだ。香りはまず紅茶やドライハーブ、杉のニュアンスが広がってくる。口に含むと、熟したカシスやブラックチェリーの果実味が豊かで、酸はなめらかに溶け込み、タンニンはヴィロードのように滑らかなんだ。このバランスが見事で、余韻もやや長く続くんだよ。 このワインは、エレガントで複雑性があり、余韻まで楽しませてくれる一本。少し大ぶりのグラスで、しっかりと香りを楽しんでみてほしいな。レビューを読む
  12. 12シャトー・ポンテ・カネ 2000公開中シャトー・ポンテ・カネ 2000シャトー・ポンテ・カネメドックマラソンの途中で飲んだワイン。すごく華やかな強い香りがあるわけじゃないけど、でも鬱陶しくまとわりつくようなわざとらしさはまったくない、上品でエレガントなアロマ。本当の男以上に男らしく、それでいて女性の繊細さ、優しさを表現する華やかな女性だけの舞台、タカラヅカの舞台のようなワイン。上品さと力強さの共演ねえ、このシャトー・ポンテ・カネの2000年ヴィンテージを開けてみてよ。ボルドーの名だたるワイナリーからの一本で、カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローが主役なんだ。これさ、ボルドーの中でも特に気品があって、飲むとその歴史と丁寧な造りが感じられるんだよ。 このワイン、実は『神の雫』第24巻でメドックマラソンの途中で飲まれたんだ。華やかすぎず、でも心に残るアロマで、まるでタカラヅカの舞台を見ているような気持ちにさせてくれる。男性らしさと女性の繊細さが絶妙に交じり合った、そんな不思議な魅力があるんだよね。 グラスにそっと注ぐと、深いガーネット色が印象的。香りは控えめだけれど、ゆっくりと広がるカシスやブラックベリーのニュアンスが心地よい。口に含むと、まずは柔らかな果実味が広がり、続いて生き生きとした酸が後を追うのがいい感じなんだ。タンニンはヴィロードのように滑らかで、余韻も長く続く。このバランスがね、また飲みたくなる理由なんだ。 このワイン、少し落ち着いた温度で出すといいかも。中庸なグラスでじっくり楽しむのがおすすめだよ。レビューを読む
  13. 13カリュアド・ド・ラフィット 2005公開中カリュアド・ド・ラフィット 2005シャトー・ラフィット・ロートシルトメドックマラソン途中で飲んだワイン。下の両側にふわりと広がるスケール感のある複雑なミネラル。それが余韻となっていつまでも続く。舌の上でゆっくりと優雅で静かに開いていく。気品が溢れる甘やかさ。それでいてバニラのようなしつこさはまったくない。寓話のなかで美しく聳える想像の城、シンデレラ物語のなかで王子とシンデレラが時の過ぎるのを忘れて踊った、あの優雅なお城を連想させるワイン。優雅さと複雑さを兼ね備えた逸品カリュアド・ド・ラフィットは、シャトー・ラフィット・ロートシルトが誇るセカンドワインなんだ。ボルドーのポイヤック地区で作られていて、カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローを中心にブレンドされている。2005年のヴィンテージは特に豊作だった年で、深みのある味わいが期待できるよ。 このワインは『神の雫』の第24巻で登場するんだ。作中ではメドックマラソンの途中で飲まれてて、まるでシンデレラのお城のような優雅で気品ある味わいが描かれていたよ。スケール感のあるミネラル感が口の中で広がり、余韻がいつまでも続くってさ。 グラスに注ぐと、濃いルビー色が綺麗だよね。香りは深みがあって、ブラックベリーやカシスの果実感がしっかり感じられる。これに加えて、ほんのりとスギやシガーボックスの香りも漂う。口に含むと、豊かな果実味が広がり、それに続く酸はしっかりとしていて、タンニンは滑らかでシルクのようなんだ。余韻も長く、複雑性があるから、ついついもう一口飲みたくなる。 このワインはエレガントで、しっかりとしたボディを持っているから、大ぶりのグラスでゆっくり楽しむのがいいよ。18℃くらいにして飲むと一番美味しいね。レビューを読む
  14. 14シャトー・オー・マルビュゼ 2003公開中シャトー・オー・マルビュゼ 2003シャトー・オー・マルビュゼメドックマラソンの途中で飲んだワイン。ブルジョワ級の最上級クリュ・ブルジョワ・エクセプショネルにランクされる最も古くからあるシャトーのひとつ。ふわりと柔らかいけどしっかりと体を支えてくれる、大きな座り心地のいいソファーのようなワイン。包み込むような心地よさの赤シャトー・オー・マルビュゼは、メドックの地で古くから名を馳せるシャトーのひとつなんだよ。ブルジョワ級の中でも特にエクセプショネルに位置づけられ、カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローを主体にしたワインが特徴。この2003年ヴィンテージは、特に暑い年で、葡萄が完熟しやすかった年でもあるんだ。 第24巻では、メドックマラソンの途中でこのワインが登場したんだ。ワインを飲むことで、まるで大きなソファーに身を預けたような、ふわりとした心地よさを感じるって表現されてた。そんな中で、飲み手の体をしっかりと支える存在感が印象的だったんだ。 グラスに注ぐと、深みのあるガーネット色がぼんやりと輝いてる。香りの第一印象は、熟したブラックベリーとカシスが中心で、そこにシダーウッドやタバコのニュアンスが絡む。口に含むと、豊かな果実味が広がって、酸はなめらかで優しい。タンニンはヴィロードのように緻密で、余韻は長く、複雑さがじわじわと感じられる。これを楽しむなら、少し時間をかけてゆっくり味わうのがいいよ。デカンタージュしても良いから、試してみて!レビューを読む
  15. 15シャトー・トロンコワ・ラランド 2005公開中シャトー・トロンコワ・ラランド 2005シャトー・トロンコワ・ラランドメドックマラソンの途中で飲んだワイン。2003年の格付け見直しで、ブルジョワ級からクリュ・ブルジョワ・シュペリュールに格上げされたシャトー。ギリシャ神話の美の女神アフロディテに愛された美少年「アドニス」のようなワイン。アネモネの花の可憐で儚いところが、男性的でありながらも優しく微笑んで手を差しのべてくるような。シャトー・トロンコワ・ラランド 2005のイメージと重なる。アドニスのように魅惑的な一杯シャトー・トロンコワ・ラランドは、ボルドーの中でも特に注目されるメドック地区のシャトーなんだよ。カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローが主要な品種で、2003年の格付け見直しでクリュ・ブルジョワ・シュペリュールに昇格。これが何を意味するかっていうと、品質が確かで、特別な日に開けたくなるようなワインってことなんだ。 『神の雫』第24巻では、メドックマラソンの途中でこのワインが登場したんだよね。アドニスに例えられたこのワイン、まるでギリシャ神話の美の象徴であるアドニスのように、力強さと優しさを兼ね備えているっていうんだ。アネモネの花のような儚さを感じさせつつも、男性的な魅力を持ち合わせている…そんなイメージで描かれてるんだ。 グラスに注いでみると、美しいガーネット色が目を引く。香りをひと嗅ぎすると、ブラックベリーやカシスの深いアロマが広がって、さらに奥には杉やドライハーブのニュアンスも感じるね。口に含むと、滑らかなタンニンがじんわりと広がって、熟した果実の濃厚な味わいが印象的。酸は生き生きとしていて、全体的にバランスが取れているんだ。余韻も長く続いて、最後まで楽しませてくれるよ。レビューを読む
  16. 16シャトー・モンローズ 1997公開中シャトー・モンローズ 1997シャトー・モンローズメドックマラソンで、雫が豊多香を思い出しながら飲んだワイン。夕刻の仄かな温もりと、草いきれを帯びた温もりのある風が頬を優しく撫でていく。西日に輝く薔薇色の丘の光景。時を超えたボルドーの深淵シャトー・モンローズは、ボルドーの中でも特に名高いサン・テステフ地区に位置しているんだ。このワインは、力強さとエレガンスの絶妙なバランスを持つことで知られていて、カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローが主に使われているのが特徴。1997年のヴィンテージは、当時の気候の影響が微妙に表れていて、ボルドーの真髄を楽しむにはもってこいだよ。 第24巻では、雫がメドックマラソンの中でこのワインを味わったんだ。夕刻の西日が薔薇色の丘を照らし、優しい風が頬を撫でる中、雫は父・豊多香のことを思い出しながら、このワインの深みを感じた。自然の中で味わうワインの素晴らしさを、彼は改めて実感したんだと思うよ。 さて、グラスに注いでみると、色は深いガーネットに少しオレンジがかった縁が見える。香りは開いていて、熟したブラックチェリーやカシスのアロマを感じるよ。さらに、紅茶やスーボワのニュアンスが時間とともに現れる。口に含むと、まろやかで豊かな果実味が広がり、酸味は溌剌としているけど、全体のバランスを保っているんだ。タンニンはしなやかで、シルキーな質感が心地いい。 余韻は長く、複雑な味わいが口の中で続く。このワインは、エレガントでありながら力強さを兼ね備えた、まさにボルドーの伝統が詰まった一本だね。開ける際には、少しデキャンタージュしてから楽しむと、香りと味わいがより引き立つよ。レビューを読む
  17. 17シャトー・ラ・ランド 2005公開中シャトー・ラ・ランド 2005シャトー・ラ・ランドメドックマラソン後にカーズが雫に紹介したバリューボルドー。千円台で買える。手頃に楽しめるボルドーの魅力シャトー・ラ・ランドはボルドー地方で生まれた赤ワインなんだよ。2005年のヴィンテージで、カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローを中心にブレンドされている。ボルドーといえば、高級ワインのイメージが強いけど、この一本はとてもコストパフォーマンスが良いんだ。だから、ボルドーの風味を手軽に楽しみたい時にはぴったりの選択なんだよ。 このワインは『神の雫』第24巻で紹介されたんだ。メドックマラソン後にカーズが雫に勧めたバリューボルドーで、千円台で購入できる価格も魅力の一つ。カーズの言葉を借りると、手頃な価格ながらも、ボルドーの風格をしっかりと感じさせる味わいがあるとのことなんだよ。 色合いは深みのあるガーネットで、少しレンガ色がかっている。香りは開いていて、カシスやブラックチェリーのような黒い果実の香りが広がる。そして、少しスーボワやドライハーブのニュアンスも感じられるんだ。味わいは、豊かな果実味が口いっぱいに広がり、タンニンは滑らかで、酸味も心地よくバランスが取れている。余韻もやや長く、飲みごたえがある。 このワインを楽しむなら、デキャンタージュしてから飲むとより一層香りが引き立つよ。秋の夜長にゆったりとした時間を過ごしたいときにぴったりだね。レビューを読む
  18. 18シャトー・オー・ムノー 2005公開中シャトー・オー・ムノー 2005シャトー・オー・ムノーメドックマラソン後にカーズが雫に紹介したバリューボルドー。2千円ほどで買えるワイン。ボルドーの隠れた魅力を発見!シャトー・オー・ムノー、2005年ヴィンテージは、ボルドーのカベルネ・ソーヴィニヨンとメルローを基本にした魅力的な赤ワインなんだよ。特にこのヴィンテージは、適度に熟成が進んでいて、ボルドーの真髄がしっかりと味わえる1本。ボルドーのワインは高価なものが多いけど、このワインは手に取りやすい価格帯で、クオリティも申し分ないのが嬉しいところなんだ。 『神の雫』第24巻では、メドックマラソンの後、カーズが雫にこのワインを紹介していたよね。2000円ほどで買えるバリューボルドーとして登場。まさに「手軽にボルドーを楽しむならこれだ!」って感じだったよ。カーズの選ぶ理由がわかる気がするよ。 グラスに注いでみると、深みのあるガーネット色が美しいね。香りは開いていて、ブラックチェリーとカシスがメインに感じられる。さらに、ドライハーブや杉のニュアンスもあって、どんどん複雑さが増してくるんだ。口に含むと、果実味は丸みがあってとても豊か。それに続く酸味は滑らかで優しく、タンニンは緻密でしっかりとした印象を与える。余韻はやや長く、飲みごたえがあるよ。 このワイン、デカンタージュでさらに深みが出るから、ぜひ試してみてほしい。赤身の肉料理と相性が抜群だから、特別なディナーにぴったりだよ。レビューを読む
  19. 19シャトー・オー・ムノー 2004公開中シャトー・オー・ムノー 2004シャトー・オー・ムノーメドックマラソン後にカーズが雫に紹介したバリューボルドー。2004年ものはベルギーの世界コンクールで金賞。心躍るバリューボルドーシャトー・オー・ムノーは、ボルドー地方の赤ワインで、特に2004年ヴィンテージは注目の一本なんだよ。カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローを主体に造られていて、ボルドーならではの複雑さとエレガンスを楽しめる。ボルドーの赤って、構造がしっかりしていて、長期熟成にも耐えられるものが多いから、この2004年もそのポテンシャルを秘めているよね。 このワイン、漫画『神の雫』の第24巻で雫が紹介されたんだ。メドックマラソンの後、カーズが彼にこのワインを紹介してくれたシーンが印象的なんだよ。「バリューボルドー」として取り上げられたこのワインは、ベルギーの世界コンクールで金賞を受賞したこともあるんだ。そんな特別なワインを試してみる価値があるよ。 グラスに注いでみると、深いガーネットの色調が目を引く。縁にはレンガ色の変化も見られて、熟成が進んでいることがわかる香りは開いていて、ブラックベリーやカシスの果実感がまず広がる。その後に現れるのは、ダークチョコレートやスパイス、そして古いタバコのニュアンス。 口に含むと、アタックはまろやかで、酸味はなめらか。タンニンはヴィロードのように滑らかで、口の中で心地よい。余韻もやや長く、複雑さが積み重なっていく感じ。これって、デキャンタージュしてから飲むとさらに楽しめると思うよ。レビューを読む
  20. 20シャトー・ベルヴュー・メドック・キュベ・クロ・ベルヴュー 2006公開中シャトー・ベルヴュー・メドック・キュベ・クロ・ベルヴュー 2006シャトー・ベルヴュー・メドック・キュベ・クロ・ベルヴューカーズが雫に紹介したバリューボルドーのうち、雫のいちおしワイン。エミール・ガレのアンティーク・ランプのようなワイン。アンティークの灯りが照らす、ボルドーの隠れた宝石これさ、ボルドーの中でも知る人ぞ知る一本、シャトー・ベルヴュー・メドック・キュベ・クロ・ベルヴューなんだよ。2006年のヴィンテージで、カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローがメイン。メドック地区らしい力強さと優雅さのバランスが光るんだ。 漫画『神の雫』の第24巻でカーズが雫に紹介したバリューボルドーの一つだったね。特に雫が推してたワインで、作中ではエミール・ガレのアンティーク・ランプに例えられていたんだよ。美しさと独特の雰囲気があるワインとして描かれてたんだ。 グラスに注ぐと、深いガーネットの色調がまず目を引く。透明感のある縁が少しオレンジがかっていて、熟成の深みを感じさせる。香りは開いていて、熟したカシスとブラックベリー、そしてドライハーブが優雅に漂う。なんと言っても、熟成したからこその紅茶やスーボワのニュアンスがたまらないんだ。 口に含むと、アタックから滑らかで、柔らかな果実味が広がる。酸は穏やかでなめらか、タンニンはヴィロードのようにしなやか。余韻もやや長く、複雑な味わいがゆっくりと消えていく。これはまさに、エレガントで引き締まったボルドーの醍醐味を存分に楽しめる一本だよ。レビューを読む
  21. 21シャトー・オー・ブリオン 1983公開中シャトー・オー・ブリオン 1983シャトー・オー・ブリオンネゴシアンの羽山が飲んでいたワイン。ボルドーの深淵を味わうシャトー・オー・ブリオンは、ボルドーのグラーヴ地区に位置する歴史あるワイナリーで、特にカベルネ・ソーヴィニヨンとメルローを中心としたブレンドが特徴なんだよ。今回の1983年ヴィンテージは、40年以上の熟成を経ているから、その深みを存分に楽しめるよ。 このワインは『神の雫』第24巻に登場していて、ネゴシアンの羽山が飲んでいたシーンで印象的だったね。彼がこのワインにどれほどの価値を見出しているかが伝わってきて、読んでいるこちらも一緒にその味わいを想像したくなるような場面だったよ。 グラスを傾けると、熟成した赤レンガのような色合いが広がり、その縁にはオレンジがかったトーンが見える。香りは開いていて、ブラックカラントやプラムのドライフルーツ、さらにタバコやシーダーのニュアンスが重なって、まるで古い書斎にいるような気持ちにさせてくれる。口に含むと、豊かで丸みのある果実味が広がり、酸はなめらかで優雅に溶け込んでいるんだ。タンニンはヴィロードのように滑らかで、余韻が長く続くよ。 この1983年のヴィンテージは、エレガントで複雑な構造を持ち、余韻の長さが魅力的なんだ。飲む時は少し大きめのグラスで楽しんで、しっかりと香りを感じてみて。レビューを読む