第24巻
ラウラ・カンボン・ラ・プルーズ 2006

貴婦人への階段を昇る一歩
未来の華やかさを予感させる一杯。
- 国
- フランス
- 地域
- ボルドー
- 葡萄
- カベルネ・ソーヴィニヨン、メルローほか
- 年代
- 2006年
- 生産者
- シャトー・カンボン・ラ・プルーズ
- 登場シーン
- マラソン前夜祭で。いずれ貴婦人に育つ少女みたいなワイン。きっと16〜17歳のまだ幼さが残る少女が、貴婦人のように着飾って、ドキドキしながらも初めてのパーティ会場に足を踏み入れようとしている。そんなワイン。
総合 72 / 100
テイスティングノート
シャトー・カンボン・ラ・プルーズは、ボルドー地方の名門として知られるワイナリーで、カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローを主体にしたクラシックなボルドー・ブレンドを造っているんだよ。2006年は、この地において気候が安定し、素晴らしいヴィンテージを生み出した年なんだ。強く、しかしエレガントなワインを求めるなら、このラウラ・カンボン・ラ・プルーズを試してみてほしい。
『神の雫』の第24巻では、マラソンの前夜祭でこのワインが登場するんだ。16〜17歳の少女が貴婦人のように着飾り、初めてのパーティに向かう様子がワインに例えられていて、まさにその通りのイメージなんだ。まだ幼さを残しつつも、未来の華やかさを予感させる、そんなワインだよ。
グラスに注ぐと、深みのあるガーネット色が広がるんだ。この成熟の兆しは、まるで少女が大人の階段を一歩ずつ登っているような感じなんだよ。香りは、カシスやブラックベリーの濃厚な果実味に、杉やタバコのニュアンスが絡んでくる。時間が経つと紅茶やドライハーブの香りも顔を出し、じっくりと嗅いでみたくなる。
口に含むと、まずその果実味の豊かさが感じられて、続いて生き生きとした酸味が全体を引き締めてくれる。そして、緻密なタンニンが舌を包み込み、余韻は長く、エレガントな印象を残してくれるよ。このワインは、まさにエレガントで複雑なボルドーらしさを体現しているんだ。