第14巻
シャトー・ペトリュス 1982

時を超えた熱情の味わい
濃厚な愛の記憶——その液体が語りかける
- 国
- フランス
- 地域
- ボルドー
- 葡萄
- メルロー100%
- 年代
- 1982年
- 生産者
- シャトー・ペトリュス
- 登場シーン
- 雫が最高の状態で飲んだと回想したワイン。例えるなら熱愛のワイン。
総合 82 / 100
テイスティングノート
シャトー・ペトリュス、これがまさにポムロールの心臓部からやってくる名品なんだよ。特にこの1982年のヴィンテージは、メルローが最高の形で表現された年として名高いね。君も聞いたことあるかもしれないけど、ペトリュスはメルローだけでできたワインで、その濃密さと複雑さがたまらないんだ。
第14巻で、雫がこのワインを飲んだ時のことを熱愛のワインとして回想していたよね。それだけ特別な存在感があるということだよ。あの場面を思い出すと、ワインの持つエネルギーや情熱が伝わってくるようで、まさに心に残るシーンだった。
グラスに注いでみてよ。その色合いは、縁が少しレンガ色に変わってきていて、長い熟成を感じさせるんだ。香りをかぐと、ブラックチェリーやカシスの果実の甘さが豊かに広がり、そこにトリュフや湿った森のような香りが重なってくる。口に含むと、まるでシルクのような滑らかな口当たりで、果実味は濃厚なんだけど、酸味がしっかりと支えている感じ。
タンニンも柔らかくなり、でもまだ十分な存在感を持っている。このワインの余韻は圧倒的に長くて、飲み干したあとも心に残るような温かさが続くんだよ。これを味わうなら、できれば少し大きめのグラスで、ゆっくりと時間をかけて楽しむといいかも。