第14巻
シャトー・ラトゥール・オー・ブリオン 1995

香り高き煙のワイン
まるでジュリエッタが好んだ香りのよう
- 国
- フランス
- 地域
- ボルドー
- 葡萄
- カベルネ・ソーヴィニヨン、メルローほか
- 年代
- 1995年
- 生産者
- シャトー・ラトゥール・オー・ブリオ
- 登場シーン
- ジャックが一青に飲ませたワイン。ジュリエッタが好きだった煙草の香りがするワイン。
総合 73 / 100
テイスティングノート
シャトー・ラトゥール・オー・ブリオン、1995年のヴィンテージは、ボルドーの中でも名高い一本だよね。カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローを主体に、他の品種も加わって、深みのある味わいを生み出しているんだ。歴史を感じさせるこのワインを開けるとき、特別な瞬間を楽しむのにぴったりなんだよ。
第14巻でジャックが一青に差し出したワインとして登場するこの一本は、ジュリエッタが好んだという煙草の香りが印象的だったね。まるで煙草の煙が漂う部屋にいるかのような香りが、グラスからふわっと立ち上がる感じがするんだ。特別な時間を共に過ごす、そんなワインなんだよね。
見てよ、この色。レンガ色にオレンジがかった縁が、長い年月を感じさせるね。香りは複雑で、煙草の他にも紅茶やドライハーブのニュアンスが重なってくる。飲んでみると、ブラックベリーとプラムの果実感が広がり、酸味は溌剌としていて、タンニンはヴィロードのように滑らかだよ。でも、力強さもあって、口の中でしっかりと存在感を示すんだ。
余韻は長く、しっとりとしたスモーキーさが残る。これを楽しむなら少し時間をかけて、ゆっくりと味わってみるといいと思うよ。デカンタージュしてもいいけれど、このままでも十分楽しめるはず。ぜひ一緒にこの深みを体験してみて。