第14巻
ニュイ・サン・ジョルジュ・プルミエ・クリュ・レ・ブスロ 1990

骨太のタンニンが誘う深淵
この赤の奥に広がる深淵を見てごらん。
- 国
- フランス
- 地域
- ブルゴーニュ
- 葡萄
- ピノ・ノワール100%
- 年代
- 1990年
- 生産者
- アンリ・エ・ジル・ルモリケ
- 登場シーン
- 酒場でジャックからブラインドテイスティングを強制された一青が飲んだワイン。ニュイ・サン・ジョルジュらしい骨格のはっきりしたタンニンがあるワイン。
総合 73 / 100
テイスティングノート
アンリ・エ・ジル・ルモリケのこの一本、ニュイ・サン・ジョルジュ・プルミエ・クリュ・レ・ブスロ、1990年のヴィンテージは特別だよ。ブルゴーニュのピノ・ノワール100%で、名だたるワインの中でもしっかりと個性を持っているんだ。特にこの年代のワインは、瓶内熟成を経てより一層の深みを増している。
第14巻のシーンを覚えてる?ジャックが酒場で一青にブラインドテイスティングを挑んだ時のことさ。まさにニュイ・サン・ジョルジュの特徴が際立つ、骨格のはっきりしたタンニンが印象的だった。あの場での緊張感、そしてワインが持つ力強さがぴったりと重なった瞬間だったんだよ。
まず外観だけど、レンガ色の縁を持つ濃いガーネット色がグラスの中で輝くんだ。香りをかぐと、まずはブラックチェリーや干しプラムの濃厚な香りが広がる。そこに土やキノコのようなニュアンスが加わって、まるで森の中にいるような複雑さを感じるよ。
口に含むと、ふくよかな果実味とともに、酸のシャープさが生き生きとしていて、タンニンは緻密でしっかりと舌に感じられる。余韻も長く、スパイスのようなピリッとした後味がいつまでも残るんだ。このワイン、14〜16℃で少し時間を置いてから楽しむと、よりその深みが引き立つよ。