第29巻
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ・カナリッチオ 2005

情熱と伝統が息づく赤
情熱と頑なさは、過去を封印せず未来を諦めない。
- 国
- イタリア
- 地域
- トスカーナ
- 葡萄
- サンジョヴェーゼ
- 年代
- 2005年
- 生産者
- カナリッキオ
- 登場シーン
- アントニオの友、フランコが雫と本間にサービスしたワイン。若くて渋いけれども、その奥に渇望を秘めている。情熱を携えている。伝統的な大樽熟成を守り続けるこのワインの頑なさは、過去を決して封印せず、未来を諦めないイタリア男たちの象徴ともいえる一本。
総合 72 / 100
テイスティングノート
カナリッチオが手がけるこのブルネッロ・ディ・モンタルチーノは、イタリア・トスカーナのサンジョヴェーゼを最大限に生かした逸品なんだよ。2005年ヴィンテージは特に、伝統的な大樽での熟成がもたらす深みと複雑さが際立つ仕上がり。サンジョヴェーゼの持つ力強さとエレガンスが絶妙に調和しているんだ。
漫画『神の雫』の第29巻では、このワインがアントニオの友人フランコによって雫と本間にサービスされるシーンが印象的だったね。若くて渋さを感じるけれど、その奥には渇望と情熱が秘められていて、まさにイタリア男のような強さが漂っている。特にこのワインの頑なさは、過去を封印せず、未来を諦めない姿勢を表現していると感じたよ。
グラスに注いでみると、深いガーネット色が美しい。香りは開いていて、ダークチェリーやブラックベリーの熟した果実に、ドライハーブやスパイスのニュアンスが絡み合う。口に含むと、ソフトで豊かな果実味が広がり、力強い酸がしっかりとした骨格を支えている。タンニンは緻密で、余韻が長く続くんだ。このワインを飲むなら、デカンタージュして少し空気に触れさせてからがベスト。温度は18度くらいがいいよ。