第16巻
シャトー・ベイシュヴェル 1945

伝説が語りかける1945の深淵
時の風が、この液面に遺された記憶を紡ぐ。
- 国
- フランス
- 地域
- ボルドー
- 葡萄
- カベルネ・ソーヴィニヨン、メルローほか
- 年代
- 1945年
- 生産者
- シャトー・ベイシュヴェル
- 登場シーン
- 一青とみやびが鑑定したワイン。
総合 78 / 100
テイスティングノート
シャトー・ベイシュヴェルはボルドーの名だたるワインのひとつで、特にこの1945年のヴィンテージは特別な存在なんだ。戦後の再生と希望を象徴する年に作られたこのワインは、カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローを主体にしたブレンドで、時を経てもその魅力を失わない。瓶内で81年も熟成したこの一本は、開けるだけでも心が躍るよ。
このワインは『神の雫』第16巻で、一青とみやびが鑑定したシーンに登場するんだ。彼らの真剣な表情と、その場の雰囲気が、このワインの特別さを物語っているよ。彼らの感動は、きっと君にも伝わるはず。
まず見た目だけど、縁に少しオレンジがかった美しいレンガ色をしているんだ。グラスを傾けると、時間が作り上げた濃厚な脚が見えるよ。香りは、まず紅茶やドライハーブの深いアロマがふわっと広がって、次に乾燥した果実やスーボワのニュアンスが絡んでくる。この香りだけでも、時の流れを感じるよね。
味わいは、最初からしっかりとしたアタックがある。果実のふくよかさが口いっぱいに広がって、酸味は力強く、それでいて丸みを帯びているのが印象的。タンニンはシルクのように滑らかで、口の中で優雅に溶け込む感じ。余韻は長く、複雑な味わいがいつまでも続くよ。これを飲むと、まるで歴史の一部を口にしているような気分になるね。