第5巻
シャンボール・ミュジニー 2001

繊細と緻密の調和、その奥に秘めた香り
内に秘めた香りが語りかける、静かなる力。
- 国
- フランス
- 地域
- ブルゴーニュ
- 葡萄
- ピノ・ノワール100%
- 年代
- 2001年
- 生産者
- ジャック・フレデリック・ミュニエ
- 登場シーン
- 美島がカオリに出した赤ワイン。シャンボールらしい繊細で緻密で内向的なワイン。
総合 67 / 100
テイスティングノート
ジャック・フレデリック・ミュニエは、ブルゴーニュの中でも特にシャンボール・ミュジニーで知られる生産者なんだ。彼の手がけるこの2001年のヴィンテージは、ピノ・ノワール100%の美しさを最大限に表現している。シャンボールの特性をしっかりと感じられる一本で、ピノ・ノワールのエレガンスが際立つんだよ。
このワインは『神の雫』第5巻に登場するシーンでも取り上げられているんだ。美島がカオリに出した時に、繊細で緻密な味わいが強調されているよね。まさに内向的とされるシャンボールの魅力を余すことなく伝えているんだ。
グラスに注ぐと、まずは淡いガーネット色が目に飛び込んでくる。25年の熟成を経て、レンガ色の縁取りがその歴史を物語るようだね。香りを嗅いでみると、ラズベリーやチェリーの赤い果実がふわりと鼻をくすぐり、その奥からは紅茶やスーボワの深みが感じられる。口に含むと、滑らかなタンニンが優しく舌を包み込み、酸味は生き生きとしていて、まるで果実が踊っているようだ。
余韻は長く、口の中に残る柔らかさが心地よい。バランスの取れたこのワインは、シャンボール・ミュジニーの真髄を体験するのにぴったりだよ。開ける時は、少し高めの温度で—そう、16度くらいがいいんじゃないかな。