第30巻
リジーニ・ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ・ウゴライア 2003

サプライズのような一杯
驚きと喜びが詰まったサプライズの一杯。
- 国
- イタリア
- 地域
- トスカーナ
- 葡萄
- サンジョヴェーゼ
- 年代
- 2003年
- 生産者
- リジーニ
- 登場シーン
- 負けた雫に部長が飲ませたワイン。誕生日を忘れてるフリをされてクサっているところに、いきなりサプライズプレゼントをもらったみたいなワイン。
総合 68 / 100
テイスティングノート
リジーニのブルネッロ・ディ・モンタルチーノ・ウゴライアは、イタリアのトスカーナ地方から生まれるサンジョヴェーゼ100%の赤ワインなんだよ。ブルネッロの中でも特に力強さと優雅さを兼ね備えていることで知られている。2003年のヴィンテージは、暖かい年に収穫されているから、果実味が豊かで、飲み応えのある一本になっているんだ。
このワインが登場するのは、第30巻。雫が負けたとき、部長がこのワインを差し出したんだ。誕生日を忘れているふりをされてクサっていた雫が、思わぬサプライズプレゼントをもらったような感動を覚えた一瞬だったよ。まさに、その驚きと喜びがグラスに詰まっているようなワインなんだ。
グラスに注いでみると、ややオレンジがかったレンガ色が印象的で、熟成を感じさせるね。香りは開いていて、ブラックチェリーや干しプラムのような甘美な果実に、紅茶やスーボワのニュアンスが絡んでくる。口に含むと、まろやかな果実の甘みが広がって、なめらかな酸味が全体を引き締めてくれる。タンニンはヴィロードのように柔らかく、飲み心地がいいんだ。
余韻は長くて、複雑な味わいがいつまでも続く。少し時間をかけて楽しむと、さらに多層的な風味が顔を覗かせるよ。18℃くらいでサーブすると、このワインの魅力を存分に感じられると思う。