第37巻
ボデガ・マラニョネス・ラブロス 2008

静寂の中に潜む力強さ
黒い森に潜む妖精が微かに囁く
- 国
- スペイン
- 地域
- カタルーニャ
- 葡萄
- 情報なし
- 年代
- 2008年
- 生産者
- ボデガ・マラニョネス
- 登場シーン
- ビアンカの父親が雫に飲ませたワイン。ヨーロッパの晩秋の森、もっというならそんな森に潜む妖精のようなワイン。耳に届く音は微かなざわめきだけ。とても静かなワインでありながら、内包するエネルギーは強い。古い苔生した巨木が生い茂るヨーロッパの黒い森のようなワイン。
総合 67 / 100
テイスティングノート
ボデガ・マラニョネス・ラブロスは、スペインのカタルーニャ地方で生産される赤ワインなんだよ。2008年ヴィンテージのこのワインは、地域特有のテロワールをしっかりと反映していて、特にカタルーニャの気候が生み出す独特の深みが魅力的なんだ。具体的なブドウ品種は明らかになっていないけど、この地域の土壌と気候がしっかりとワインに反映されているのが感じられるんだ。
ビアンカの父親が雫に飲ませたこのワインさ、ヨーロッパの晩秋の森を思わせるんだ。まるでそんな森に潜む妖精のような存在で、耳に届くのは微かなざわめきだけ。静かだけど、その中に潜むエネルギーは強烈なんだ。古い苔生した巨木が生い茂る黒い森を想像してみてよ。まさにそのイメージがぴったりなんだ。
このワインをグラスに注ぐと、縁がほんのりオレンジがかった深いルビー色が広がるんだ。香りは開いていて、ブラックチェリーやダークプラムの甘美さが漂い、さらにドライハーブや土のニュアンスが複雑に絡み合ってる。口に含むと、アタックは柔らかで、まろやかな果実味が広がるよ。酸味はなめらかで、タンニンはシルキーで溶け込んでいる感じ。余韻はやや長く、しっかりとした終わり方が印象的なんだ。
このワインを楽しむなら、16℃くらいがいいかな。中庸サイズのグラスで出すと、そのエレガントさと複雑さがより引き出されるよ。